2024/4/20

早漏治療薬とは?薬の種類と効果を比較

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早漏の症状は、適切な治療薬を用いることで改善できる可能性が高いです。
早漏治療薬は、早漏やEDを専門的に治療しているクリニックで処方されています。

この記事では、早漏治療薬の成分や種類、それぞれの効果について比較しながら解説します。

早漏とは

早漏とは、「射精までの時間が極端に短いこと」を指します。

明確な定義はありませんが、アメリカの泌尿器科学会では「ほぼ毎回、挿入前、あるいは挿入後1分以内に射精してしまうこと」、WHOでは「男女両者が性的関係を楽しむために、十分な射精をコントロールできないこと」と提唱されています。

早漏の診断基準について詳しくはこちら>

早漏になる原因

早漏になる原因は複数ありますが、主に以下の3つに分類されます。

過敏性早漏 わずかな刺激でも本人の意思に反して射精する
心因性早漏 神経伝達物質のバランスが崩れることで射精を
コントロールできなくなる
衰弱性早漏 加齢により、筋力が衰えて勃起力が低下する

早漏を改善するには、医師の診察を受け、原因に合った適切な早漏治療薬の服用が効果的です。

早漏になる原因について詳しくはこちら>

早漏治療薬の成分は「ダポキセチン」

早漏治療には、早漏治療薬が用いられるのが一般的です。
ユニティクリニックでも、ダポキセチンを主成分とする早漏治療薬「ポゼット」を処方しております。

ダポキセチンは、セロトニンの濃度を高める作用があるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類される成分です。
セロトニンは、神経伝達物質の一つで、分泌されると幸せな気分を感じやすくなることから「幸せホルモン」とも呼ばれています。

SSRIは、一般的にうつ病などの精神疾患の治療に用いられる抗うつ薬等に配合される成分です。
なかでもダポキセチンは早漏治療薬としての作用が認められた成分で、不安や緊張などが原因で早漏が服用することで「心因性早漏」の改善が期待できます。

不安や緊張などが原因の早漏は、ダポキセチンを主成分とする早漏治療薬を服用することで、症状が改善できる可能性が高いです。

ダポキセチンについて詳しくはこちら>

早漏治療薬の主な種類と効果

早漏治療薬には複数あり、それぞれ効果が異なります。
ここでは、早漏治療薬の主な種類とそれぞれの効果について説明します。

内服薬:ポゼット

「ポゼット」は、2009年に世界初の早漏治療薬として開発された「プリリジー」のジェネリック医薬品です。

服用することで、セロトニンの量が増加するため、メンタル的なアプローチでの早漏の改善が見込まれます。

服用後1〜1.5時間ほどで効果があらわれ、2〜5時間持続するため、性行為の1〜3時間前に服用するのがおすすめです。
ポゼットは食事の影響を受けにくく、好きなタイミングで服用できるのもメリットと言えるでしょう。
ただし、アルコールの影響は受けやすいため、注意が必要です。

【ユニティクリニックの料金表】

薬剤名 初診 再診
ポゼット 60mg 1錠 ¥1,500 ¥1,900

外用薬:リドスプレー

「リドスプレー」は、陰茎に直接噴霧して使用する外用薬です。
局所麻酔薬としても使用されているリドカインが主成分となっています。

リドカインは、世界中で広く使用されている安全性の高い成分です。
尿道カテーテルを挿入する際にも局所麻酔薬として使用されており、噴霧時に尿道内に入り込んだとしても、痛みは起こりません。

早漏治療薬としてのリドスプレーは、以下の手順で使用しましょう。

①リドスプレーを陰茎に直接噴霧する

②10分〜20分ほど放置する

③シャワーで軽く洗い流す

性行為の前には、必ずシャワーで軽く洗い流すようにしてください。
洗い流さずに行為に及ぶと、リドカインの作用によってパートナーの感度が落ちてしまう可能性があるため注意が必要です。

シャワーで洗い流しても、リドスプレーの効果は2時間ほど持続するため、性行為に支障はありません。
感度の低下には個人差があるため、使用を開始される際には少量の噴霧から試すことをおすすめします。

【ユニティクリニックの料金表】

薬剤名 初診 再診
リドカインスプレー 10ml 1本 ¥3,500 ¥3,500

リドカインスプレー(10ml)1本で、10回〜15回ほど使用できます。

ED治療薬

早漏改善を目的として、ED治療薬が処方されるケースもあります。

ED治療薬には、陰茎内の血流を増やして勃起をサポートする作用があるため、服用することで射精までの時間も長くなることが期待できるのです。

実際に、早漏に悩む男性を対象とした研究によれば、「8週間のED治療薬の服用で、平均挿入時間が3.9分アップした」というデータもあり、この研究において「ED治療薬の服用をやめてから4週間経過した後も、早漏の症状は改善されたままだった」という報告もあがっています。

ユニティクリニックでは、ED治療薬も処方しております。
ED治療薬と早漏治療薬との併用もできるため、ぜひお気軽にご相談ください。

早漏治療薬の効果

早漏治療薬には、以下のような効果が期待できます。

射精までの時間の延長

早漏の改善とは、「射精までの時間が長くなる」ことを指します。

例えば、内服薬のポゼットの場合、脳内の神経伝達物質のバランスを保つことで射精をコントロールし、射精までの時間が2〜3倍長くなったと感じる方もいるほどです。

ポゼットの主成分であるダポキセチンは習慣性がない成分なので、仮に毎日飲んでも、効果を感じなくなることはないでしょう。

性行為へのプレシャーを軽減

早漏治療には、性行為のプレッシャーを軽減する効果も期待できます。

内服薬ポゼットに含まれる主成分ダポキセチンには、セロトニンを増量させることで、相対的にノルアドレナリンを減少させる作用があります。
ノルアドレナリンは、不安や緊張を感じたときに優位になりやすい神経伝達物質です。

ポゼットを内服することで、ノルアドレナリンではなく、セロトニン優位の状態になるため、リラックスした状態で性行為ができるでしょう。

性的満足度の向上

早漏の場合、自分の意思に反して射精してしまうため、性的満足度が高いとは言えません。
「もっと長く性行為を楽しみたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

早漏治療によって、意思に沿った性行為ができるようになると、当然ながら満足度も向上します。

パートナーとの関係改善

早漏に苦しんでいるのは、本人ばかりではありません。
パートナーが早漏であることに不安や物足りなさを感じる方もいます。

早漏治療を行い、十分に満足感が得られる性行為を楽しめるようになれば、パートナーとの関係もより良いものになるでしょう。

「早漏が原因でセックスレスになってしまった」「パートナーの早漏が気になって性行為に前向きになれない」など、すでにパートナーとの関係が悪化してしまっている場合、早漏治療のスタートが関係改善のきっかけになることも多いです。

早漏治療薬の効果を高める方法

早漏を改善したいなら、早漏治療薬の使用と並行して、自力でできる対策を実践することをおすすめします。

例えば、ペニスの刺激をコントロールする「スクィーズ法」や「セマンズ法」といった早漏改善トレーニングは、病院に通院することなく取り組むことができます。

また、加齢による早漏が気になる場合には、骨盤底筋を鍛える「ケーゲル体操」を行うのもおすすめです。
ケーゲル体操は、元々妊産婦の尿もれや尿失禁を防ぐためにアメリカの産婦人科医が考案した運動ですが、勃起力の向上にも効果が期待できます。

早漏改善トレーニングのやり方について詳しくはこちら>

早漏治療薬を服用するときの注意点

早漏治療薬は、早漏の改善に効果が期待できる一方で、服用に際して注意すべき点もいくつかあります。

ここでは、早漏治療薬を使用する前に知っておきたい副作用や併用禁忌などについて、詳しく説明します。

副作用がでる場合がある

ダポキセチンを主成分とする早漏治療薬は、服用後に起立性低血圧を引き起こしたり、以下のような副作用があらわれることがあります。

  • 頭痛・めまい
  • 吐き気
  • 倦怠感
  • 口の渇き
  • 不眠
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 便秘

など

いずれの副作用も発症頻度は低く、過度に心配する必要はありません。

ダポキセチンは、服用から1時間程度で効果のピークを迎え、成分の体外排出も早い薬剤です。効果が2〜5時間持続したあと、最大で24時間後には成分の9割以上が体外に排出されます。
そのため、仮に副作用があらわれたとしても、すぐに症状が消失する可能性が高いでしょう。

また、外用薬のリドスプレーに副作用はほとんどないと言われていますが、ごく稀にかぶれや発疹などの症状が出ることがあります。

内服薬・外服薬ともに、もし気になる症状がでた場合には、早めに医師に相談しましょう。

飲んではいけない人もいる

残念ながら、ダポキセチンを主成分とする早漏治療薬は、以下に当てはまる人には処方できません。

  • 狭心症、重度の心筋梗塞・心臓弁膜症である
  • 不整脈(洞不全症候群・房室ブロック)がある
  • 肝機能障害(中等度~重度)がある
  • 立ちくらみや失神(起立性低血圧)の既往歴がある
  • うつ病・躁うつ病・てんかん等の精神疾患のある
  • 未成年
  • 65歳以上の高齢者

など ほかにも、健康状態や体質によっては処方できない可能性もあります。
体調面で気になることがある場合は、必ず事前に医師に相談してください。

併用できない薬がある

以下のいずれかの薬を服用中の方は、ダポキセチンを含む早漏治療薬を内服することはできません。

  • CYP3A4阻害薬
  • 抗生物質(テリスロマイシンなど)
  • 抗真菌薬(ケトコナゾール、イトラコナゾールなど)
  • HIV薬(リトナビル、サキナビル、ネルフィナビル、アタザナビルなど)

ほかにも、抗うつ薬や精神薬などを服用されている場合には、飲み合わせに注意しなければなりません。

服用中のお薬がある場合は、その旨を必ず医師にお伝えください。
オンライン診療の場合は、お薬手帳をお手元にご用意いただけるとスムーズです。

医師の診察・処方が必要

早漏治療薬であるポゼットやリドスプレーは、国内未承認の薬剤ですが、インターネット上の個人輸入サイトなど販売されているケースもあるようです。

しかし、自己判断での個人輸入には、偽薬や不純物混入などのリスクがあります。
重篤な健康被害が起こる可能性もゼロではないため、絶対に避けましょう。

ユニティクリニックでは、国内未承認の薬剤についても、厚生労働省の認める安全な正規の入手ルールに従い、医師の診療に基づく正規の処方を行っております。
早漏治療は、専門クリニックで行うことをおすすめします。

ダポキセチンの詳しい購入方法について詳しくはこちら>

早漏治療は早めの対策が大事!オンライン診療を活用しよう

早漏治療には、内服薬ポゼットや外用薬リドスプレーなどが用いられます。
いずれも国内未承認ではあるものの、世界中の多くの国で処方されている安全性の高い薬剤です。

ユニティクリニックでは、オンライン診療でも早漏治療薬の処方が可能です。
通話のみ10分程度の診察で、必ず男性医師が担当しますので、早漏やEDなど、男性ならではの悩みもお気軽にご相談いただけます。

早漏にお悩みの方は、ぜひユニティクリニックにご相談ください。

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監修者

院長 髙嶋 政浩

平成元年杏林大学医学部医学科卒業
平成元年杏林大学医学部附属病院
平成8年西部総合病院皮膚科・形成外科部長 就任
平成12年大手美容外科クリニック
令和3年ユニティクリニック