2024/6/14

朝立ちしない原因とは?EDとの関係性や対処法について

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「年齢を重ねるごとに朝立ちの頻度が減ってきた」「近頃、急に朝立ちが激減した」など、朝立ちしないことに悩む男性は多いです。
朝立ちしないのは、EDの症状の一つである可能性があります。

この記事では、朝立ちしない原因やEDの関係性、朝立ちしないときの対処法について詳しく解説します。

朝立ちとは

朝立ちとは、夜間勃起現象に起因した勃起状態を指します。

健常な男性は、睡眠中も男性器の勃起と収束を繰り返しており、これを「夜間勃起現象」と呼びます。夜間勃起現象は生理現象の一つで、性的な興奮の有無に関係なく起こるものです。

勃起状態にあるタイミングで目覚めると朝立ちを自覚しますが、収束したタイミングで目覚めると朝立ちを自覚することはありません。
つまり、朝立ちを自覚するかどうかは目覚めるタイミングに応じて異なります。

朝立ちしないのはなぜ?

前述の通り、朝立ちを自覚するかどうかは起きるタイミングによるため、1日や2日朝立ちがなかったからと言って、過度に心配する必要はありません。

しかし、週に1〜2回程度は自覚していた朝立ちがまったくなくなってしまったなど、朝立ちの頻度が明らかに減っている場合は注意が必要です。

朝立ちしないときに考えられる原因は、主に4つあります。

疲れやストレス

疲れやストレスがたまると、心身の緊張を促す交感神経が優位となり、勃起しにくい状態になります。
性的興奮が神経に伝わりにくくなるため、朝立ちが減少する原因となるでしょう。

また、「朝立ちはしないけど、マスターベーションはできる」という方もいるでしょう。
マスターベーションは、リラックスを促す副交感神経が優位な状態で行う行為のため、朝立ちとの直接的な関係はありません。

朝立ちしない原因は、交感神経が優位な状態がずっと続いてしまうことにあります。
朝立ちが少なくなったと感じたら、十分な睡眠時間を確保し、ストレスを発散して、副交感神経を優位にすることを心がけましょう。

男性更年期障害

40代以降の男性の場合、朝立ちの減少に男性更年期障害(LOH症候群)が関わっている可能性もあります。

男性更年期障害は、男性ホルモンの一種であるテストステロンの分泌量が低下することで、朝立ちの減少だけでなく、性欲の低下やイライラ、疲労感など、さまざまな症状が発生します。

気になる症状がある場合は、早めに医師に相談するのが良いでしょう。

参考:日本泌尿器科学会|加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)診療の手引き

血管や神経の疾患

朝立ちの減少は、病気の症状の一つである可能性もあります。
例えば、糖尿病や高血圧症など動脈硬化が起こると、勃起しにくい状態になることが知られています。
また、心筋梗塞や狭心症などの心血管疾患の患者は、発症前にEDを自覚しているケースが多いです。

「加齢で勃起する力が弱まっているだけ」と甘く見ずに、体の不調を感じた場合には医療機関を受診しましょう。

参考:日本泌尿科学会「勃起力(ぼっきりょく)が低下した

器質性EDの可能性

器質性EDとは、男性ホルモンの減少や身体的な衰えなどが原因となって起こるEDで、年齢が上がるほど有病率が高まります。

朝立ちが減少しているだけでなく、性的に興奮しても勃起しにくい状況にある場合は、器質性EDの可能性が「若い頃と比較して朝立ちが減っている」「性欲はあるが、勃起しない」「性行為中に勃起状態を維持できない(中折れしてしまう)」などの症状がある方は、EDの専門クリニックを受診することをおすすめします。

朝立ちとEDの関係性は?

「朝立ちしない」という症状は、ED予備軍と言える状態です。
何らかの原因により、勃起しにくい状態となっています。

一方で、「朝立ちする」からと言って「EDではない」とは限りません。
朝立ちは生理現象に起因する勃起状態なので、性的興奮による勃起とは別物です。

例えば「朝立ちはするけど性行為の際に満足な勃起が得られない」という場合、心因性EDを発症している可能性があります。
心因性EDとは、パートナーとの関係悪化や過去のトラウマなど、心理的な原因で起こるEDです。器質性EDとは異なる症状のため、対処法も違います。

スタンプテストについて

EDかどうかを判断する方法としては、「スタンプテスト」が有効です。

【スタンプテストのやり方】

① つながった状態の切手を陰茎に巻きつけて就寝する

② 翌朝、切手の状態を確認する

切手のミシン目が切れている場合は、夜間勃起現象が起きていると判断できます。

このような場合、器質性EDを発症している可能性は低く、もし性行為の際に勃起しないのであれば、心因性の原因が考えられるでしょう。

一方、ミシン目が切れていない場合は、夜間勃起現象が起きていないため、器質性EDの疑いがあります。

朝立ちしないときの対処法

朝立ちしない原因にはさまざまなものがあり、それらを改善することで勃起力を取り戻せる可能性もあります。

「朝立ちしなくなってきた」と感じたら、以下の対処法を試してみてください。

リラックスして過ごす

勃起するためには副交感神経を優位にする必要があります。

副交感神経が優位になると、男性ホルモンのテストステロンの分泌が促され、血流がよくなることで勃起しやすい状態になるのです。

また、テストステロンには神経伝達物質のバランスを保つ役割もあります。
神経伝達物質のバランスが崩れてしまうと、勃起を促進する神経信号が減少するため、EDになりやすいです。

さらに、ストレスや疲労が溜まった状態では「副腎皮質刺激ホルモン放出因子」というホルモンが生成されることにより、テストステロンの分泌量が減少してしまう可能性もあります。
テストステロンの分泌を促すためにもリラックスして過ごせる時間を大切にし、ストレスを溜め込まないように意識しましょう。

食事の栄養バランスに気を付ける

朝立ちしないとお悩みの方は、食生活を見直すことをおすすめします。

栄養バランスが乱れた食生活を続けると血液がドロドロになり、血流が悪くなる可能性があります。
さらに、動脈硬化が進んでしまうと陰茎の血流不足により、EDの発症リスクが高まるのです。

特に、脂質の高いジャンクフードや高カロリーな食べ物を好む方は注意してください。
EDの改善におすすめの栄養素や食品には以下のものがあります。

栄養素 多く含まれる食材
亜鉛 牡蠣、レバー など
DHA・EPA サバ、サンマ など
シトルリン スイカ、メロン など
ビタミンE アーモンド、アボカドなど

亜鉛は、男性の生殖機能を保つ役割を持つため、「セックスミネラル」とも呼ばれる栄養素です。
積極的に摂取することで、男性ホルモンの一つであるテストステロンの分泌量を増加する効果が期待できます。

DHA・EPAは必須脂肪酸の一種で、血液をサラサラにする効果が期待できます。
接種によって血流が改善されれば、勃起力の強化につながるでしょう。

また、シトルリンは、アミノ酸の一種で、陰茎の海綿体への血液流入に関わる一酸化窒素(NO)を生成するのに必要な栄養素です。

ビタミンEは、若返りのビタミンと言われるほどの強い抗酸化作用を持ちます。積極的に摂取することで、男性更年期障害の予防になるため、間接的にEDを予防・改善する効果が期待できるでしょう。

質の良い睡眠をとる

睡眠中にはテストステロンなどの性機能に関わるホルモンが多く分泌されています。
EDを予防・改善するためには質の良い睡眠をしっかりとることも大切です。

海外の研究では、5時間以下の睡眠を1週間続けるとテストステロンの分泌量が約10〜15%低下するというデータも出ています。

参考:Sleep loss lowers testosterone in healthy young men – UChicago Medicine

たばこ・お酒を控える

たばこに含まれるニコチンには、血管を収縮させたり動脈硬化を引き起こしたりすることで、EDの原因となる可能性があることがわかっています。
また、がんや脳卒中、心筋梗塞のリスクが高まることはよく知られていることでしょう。

EDを予防・改善するためだけでなく、将来的な健康を維持するためにも、できる限り禁煙することをおすすめします。

飲酒がEDの発症に直接的に関わっているという研究結果はありませんが、お酒についても控えるのが好ましいです。
お酒の飲み過ぎは肥満や動脈硬化などの生活習慣病の発症につながりかねません。
生活習慣病はEDの発症リスクを高めるため、過度な飲酒は避けましょう。

参考:日本性機能学会・日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン」

専門クリニックを受診する

睡眠や食事などの生活習慣を改善しても、朝立ちしない場合には、ED治療が必要かもしれません。
器質性EDや心因性EDが疑われる場合には、ED治療の専門クリニックを受診しましょう。
クリニックでは、ED治療薬の処方や衝撃波治療など、症状に合わせた治療が行われます。

ED治療薬による治療であれば、すぐにスタートでき、1錠からでも試せるので、気軽に相談してみるのが良いでしょう。

また、朝立ちしないだけでなく、性欲の低下やイライラ、疲労感、倦怠感などの症状がある場合には、男性更年期障害の可能性もあります。
ED治療を専門的に行っているクリニックでは、精神安定剤の処方などを行っているケースもあるので、精神的な症状がともなっている場合には、その旨を相談してみると良いでしょう。

朝立ちしない原因はEDの可能性も!専門クリニックを受診しよう

朝立ちが少ないのは、勃起力が低下しているサインです。

性的興奮による勃起とは別物ですが、「朝立ちしなくなった」「朝立ちの頻度が減少した」という場合は、EDを発症している可能性もあります。

特に、年齢を重ねるとともに朝立ちが少なくなった方は、器質性EDを疑いましょう。
器質性EDや男性更年期障害を発症している場合は、適切な治療によって症状が改善できる可能性もあります。

「医師に朝立ちしないことを伝えるのが恥ずかしい」「ED治療を受けるのが恥ずかしい」という方は、直接医師と顔を合わせることなく症状を相談できる、オンライン診療を利用してみてはいかがでしょうか。

ユニティクリニックのオンライン診療では、音声のみ10分程度の簡単な診察で、ED治療薬を処方しております。
もちろん、診察は男性医師が担当いたしますので、ご安心ください。
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監修者

院長 髙嶋 政浩

平成元年杏林大学医学部医学科卒業
平成元年杏林大学医学部附属病院
平成8年西部総合病院皮膚科・形成外科部長 就任
平成12年大手美容外科クリニック
令和3年ユニティクリニック