AGAとは

AGAとは、「Androgenetic Alopecia」の略称で、「男性型脱毛症」と訳されます。

成人以降に男性にみられる進行性の脱毛症であり、自然治癒することはありません。
「発症したら終わり」とも言われるほど完治が難しい症状なので、AGAは予防を含め、早期の治療が非常に重要だと言われています。

AGAの主な症状

AGAの定義は、「思春期以降に額の生え際や頭頂部のどちらか、あるいは両方において、髪が薄くなっている状態」です。

ここでは、AGAの主な症状と進行パターンについて解説します。

初期症状

AGAの初期症状としては、以下のようなものがあります。

など

これらに当てはまる症状があり、かつ「親戚に薄毛の方が多い」という方は、AGAになる可能性が高いと考えたほうが良いかもしれません。

進行パターン

AGAの進行パターンには、主に以下の3種類があります。

パターン	特徴
M型	前頭部（額の生え際）から薄毛が進行する 頭を上から見るとM字に見える
O型	頭頂部から薄毛が進行する 頭を上から見るとO字に見える
複合型	前頭部と頭頂部が同時に薄くなっていく 全体的に薄くなるため、薄毛が非常に目立つ 頭を上から見るとU字に見える（サイドと後頭部にしか毛が残らない）

また、AGAの進行パターンの分類方法には、「ハミルトン・ノーウッド分類」というものもあります。
これは、アメリカの皮膚科医ハミルトン氏が提唱した分類を、さらにノーウッド氏が改良した形で用いられているもので、両者の名前をとってハミルトン・ノーウッド分類と名付けられました。

ハミルトン・ノーウッド分類では、AGAの進行パターンは以下の9種類に分けられます。

パターン	特徴
Ⅰ型	AGAの初期症状 まだ見た目に大きな変化はない
Ⅱ型	Ⅰ型よりも生え際の薄毛が進行した状態 見た目に変化が出始める
II Vertex型	Ⅱ型に加えて、頭頂部の薄毛が進行し始めている状態
III型	生え際の薄毛が進行し、M字になっている状態
III Vertex型	III型に加えて、頭頂部の薄毛も進行し始めている状態
IV型	生え際が完全に後退し、頭頂部もO型に薄くなっている状態
V型	生え際の後退がIV型よりさらに進行し、頭頂部も頭皮が完全に露出し始めている状態
VI型	生え際から頭頂部にかけて、完全に頭皮が露出している状態
VII型	頭頂部よりもさらに後ろまで薄毛が進行し、頭皮が露出している状態

AGAの主な原因

AGAの主な原因は、「遺伝」「ヘアサイクルの乱れ」「頭皮の血行不良」の3つです。
それぞれについて、詳しく解説します。

遺伝

AGAの発症には、遺伝的な要因が深く関わっています。

特に、母方の遺伝子の影響が大きく、母方の親戚に薄毛の人がいる場合は、AGAを発症する確率が高い傾向にあります。

ヘアサイクルの乱れ

ヘアサイクルとは、髪の毛が生えてから、自然に抜け落ちるまでのサイクルのことで、「成長期」→「退行期」→「休止期」→「成長期」…という一連の流れを指します。

健康な毛根の場合、一生で15回程度のヘアサイクルを繰り返すと言われています。
なかでも長いのが「成長期」で、通常であれば2〜6年が期間の目安です。
成長期が1回につき6年間続けば、その毛根は「6年×15回」で約90年もの間髪の毛を生やすことができます。

しかし、何らかの原因で「成長期」が短くなってしまうと、髪の毛が十分に育ち切る前に退行期や休止期を迎え、抜け落ちてしまうのです。

ヘアサイクルの乱れの原因は、加齢やストレス、生活習慣の乱れなど、人によってさまざまです。
また、DHT（ジヒドロテストステロン）と呼ばれる男性ホルモンの一種が深く関わっていると言われています。

頭皮の血行不良

頭皮の血行不良も、薄毛の原因となります。

健康的な髪の毛のためには、タンパク質や亜鉛、ビタミンなどの栄養成分が欠かせません。そして、その栄養分は血液によって頭皮へと運ばれるため、血流が悪くなると頭皮に運ばれる栄養分が少なくなり、髪の毛が細くなってしまうのです。

細い髪の毛は抜けやすく、抜けなかったとしても髪の毛全体のボリュームが少なくなってしまいます。
血行不良が長く続くと、次第に薄毛が目立つようになるでしょう。

AGA治療は何をする？

「もしかしてAGAなのでは？」と気になりながらも、具体的な治療方法が分からず、不安に感じている方もいるかもしれません。

AGAの治療方法には、内服薬による治療と外用薬による治療の2種類があります。

また、AGAの進行を遅らせるためには、治療を受けることだけでなく、生活習慣を見直し、ホルモンバランスを整えることも大切です。
医師による指導を受けながら、少しずつ改善していきましょう。

ここでは、AGA治療で主に処方される治療薬の種類を紹介します。

フィナステリド

フィナステリドは、世界初のAGA治療薬「プロペシア」の主成分です。

AGAの原因となる男性ホルモンDHT（ジヒドロテストステロン）の産生を抑え、薄毛を防ぐ効果が認められています。

価格（初診）	価格（再診）
1mg：30錠2,980円〜	1mg：30錠3,700円〜

デュタステリド

デュタステリドは、AGA治療薬「サガーロ」の主成分です。

性質としてはフィナステリドと同様で、男性ホルモンDHT（ジヒドロテストステロン）の産生を抑え、薄毛を防ぐ効果が認められています。

フィナステリドよりも効果が高く、フィナステリドの1.6倍の増毛効果があるとも言われている、最新のAGA治療薬です。

価格（初診・再診）
0.5mg：30カプセル5,980円

ミノキシジル

ミノキシジルローションは、頭皮に直接塗布して使用する外用薬です。

血流を改善し、発毛を促すAGAの改善効果が認められています。

また、ローションと同様の成分が配合された内服薬、ミノキシジルタブレットもあります。
成分が直接届くため、外用タイプよりも高い効果が期待できるでしょう。

価格（初診）	価格（再診）
ローション15％：1本7,800円	ローション15％：1本9,800円
タブレット2.5mg：30錠5,600円 タブレット5mg：30錠11,200円	タブレット2.5mg：30錠5,600円 タブレット5mg：30錠11,200円

AGA治療の基本的な流れ

続いては、AGA治療の基本的な流れを紹介します。

ユニティクリニックでは、以下の流れでAGA治療を行っています。

受付で問診票を受け取る

まずは、受付にて問診票を受け取っていただきます。

持病がある方、お薬を服用中の方は、その旨を問診票にご記入いただき、受付のスタッフにお渡しください。

保険証や身分証を提示していただく必要はございません。
ユニティクリニックは受付スタッフも男性のみなので、安心してご来院ください。

医師による診察・問診

問診票の内容を元に、医師による診察を行います。

ユニティクリニックのAGA治療は必ず男性医師が担当するので、どんなお悩みもお気軽にご相談ください。

AGA治療薬の処方

問題がなければ、AGA治療薬を処方いたします。

ユニティクリニックでは院内処方を行っているため、その場でお薬を受け取っていただけます。

ユニティクリニックのAGA治療は、ここまでの所要時間で初診の方でも10分程度です。

また、ユニティクリニックでは、オンライン診療（電話診療）によるAGA治療薬の処方も可能です。
オンライン診療であれば、全国どこからでも気軽にご利用いただけます。

オンライン診療についても必ず男性医師が担当しており、お薬は最短即日発送でご自宅にお届けいたします。

AGA治療にかかる費用

AGA治療というと、高額の費用がかかるイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。

ユニティクリニックの「AGAメディカルドクターズセレクト（AGAオリジナルカクテル療法）」なら、初回3ヶ月セットで1ヶ月あたり9,000円から処方が可能です。
さらに、6ヶ月の処方でプラス1ヶ月分、10ヶ月の処方でプラス2ヶ月分の錠数が付いてお得になります。

AGA治療を始めたいけれど費用が気になるという方は、ユニティクリニックにぜひお気軽にご相談ください。

AGA治療の副作用

内服薬や外用薬を使用したAGA治療においては、以下のような副作用が起こる場合があります。

など

特に、内服薬であるフィナステリドとデュタステリドに関しては、男性ホルモンを抑える働きがあるため、性欲減退やEDといった副作用が発生する可能性があります。

とはいえ、いずれの副作用も発生頻度は非常に稀なので、過度に心配する必要はないでしょう。
不安なことや不明な点は、診察時に医師にご相談ください。

AGA治療に関してよくある疑問

ここからは、AGA治療について、よくある疑問にお答えしていきます。

AGA治療に必要な期間は？

AGA治療を開始して発毛効果を確認できるまでには、6ヶ月〜1年程度の期間がかかるのが一般的です。
効果のあらわれ方には個人差があるものの、2～3ヶ月では思ったような結果が得られないケースが多いです。

しかし、短期間で薬の服用をやめてしまうと、再びAGAの進行が始まることになります。
AGA治療の効果は短期間であらわれるものではないため、自己判断で治療を中止するのではなく、少なくとも6ヶ月以上は継続することが大切です。

AGA治療にデメリットはある？

AGA治療にデメリットはありません。

ただし、あとで後悔しないためにも、副作用があること、治療には時間がかかること、費用がかかることなどは、あらかじめ理解したうえで始めることをおすすめします。

AGA治療は一生続く？

AGAは完治が難しい症状です。
治療をやめると進行する可能性が高いため、自己判断で治療を中止することはおすすめできません。

ただし、一定の効果があれば、服用量を減らすことは可能です。
治療薬の服用をいつやめるか、服用量をどうすべきかなど、治療方針については医師と相談しながら検討すると良いでしょう。

AGA治療の初期脱毛って何？

AGA治療を始めると「初期脱毛」と呼ばれる症状が起こることがあります。

初期脱毛とは、髪の毛が正常なサイクルに生え変わる過程で、古い髪の毛が抜け落ちる症状のことを指します。

AGA治療薬の服用を続けていれば自然と収まるため、過度に心配する必要はありません。

ただし、初期脱毛期間があまりに長いなど、不安な場合は医師にご相談ください。

AGA治療薬は通販で買える？

AGA治療薬のなかで、ミノキシジルを配合した発毛剤に関しては、市販薬を通販で購入することができます。

しかし、フィナステリド、デュタステリドに関しては、医師による処方が必要な治療薬です。
個人輸入サイトなどで販売されているケースもありますが、偽物が出回っていることも多く、安全性が確立されていないためおすすめできません。

AGA治療は保険適用できる？

AGA治療は保険適用外の自由診療なので、費用は全額自己負担となります。

病院やクリニックによって、保険診療か自由診療かが変わることはありません。

AGA治療薬はいつ飲めばいい？

AGA治療薬は食事の影響を受けないため、好きなタイミングで服用可能です。

ただし、血中濃度を安定させるためにも、毎日同じ時間帯に服用することをおすすめしています。

AGA治療薬は20代でも必要？

母方の親族に薄毛の方がいるなど、AGAのリスクが高い場合は、20代でも早めにAGA治療を始めることをおすすめします。

AGAは一度発症すると完治が難しいため、予防のためにAGA治療薬を服用している方も多いです。

AGA治療薬を飲む以外に気をつけることは？

AGAの進行を遅らせるには、生活習慣を改善し、ホルモンバランスを整えることも大切です。

また、喫煙習慣がある方はAGAを発症する確率が高いことから、禁煙をおすすめしています。

AGA治療は専門病院で！ユニティクリニックにご相談ください

AGAは進行性の男性型脱毛症であり、放っておけば改善するものではありません。

完治が非常に難しい症状のため、「髪の毛が薄くなってきた」「ハリやコシがなくなってきた」と感じたら、1日でも早くAGA治療を開始することをおすすめします。

ただし、個人輸入サイトなどを利用して、安全性が確立されていないAGA治療薬を自己判断で購入することは避けましょう。
病院やクリニックに通う時間がない、医師と顔を合わせるのが恥ずかしいという場合は、オンライン診療を活用してみてはいかがでしょうか。

ユニティクリニックは、オンライン診療にも対応したAGA治療の専門クリニックです。
男性医師による10分程度の診察で、症状に合わせたAGA治療薬を処方いたします。

AGA治療は費用が高いというイメージがあるかもしれませんが、ユニティクリニックなら初回3ヶ月セットで1ヶ月あたり9,000円から処方が可能です。

オンライン診療の予約は1分程度で簡単にできるので、ぜひお気軽にご活用ください。

AGAは適切な治療を受ければ治すことができます。是非お気軽にご相談ください。

各院紹介・アクセス

診療時間

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日曜日・祝日	10：00～17：00

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  ユニティクリニックは上野駅・大宮駅からすぐの場所にございます。

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  受付で問診票を受け取ります

  予約や保険証・身分証の提示は必要ございません。
  医師・スタッフはすべて男性ですのでご安心ください。

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  問診票の記入をお願いします

  持病があり、現在お薬を服用している方は服薬内容も記載してください。記入終了後は問診票をスタッフにお渡しください。

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  医師による診察があります

  問診票の内容をもとに、医師による診察があります。
  ご質問があれば、お気軽に医師にご相談ください。

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  院内処方にてお薬をお渡しします

  処方箋を持って院外の薬局で受け取ることはありません。また初診料・再診料ともにいただいておりません。