2024/12/13

包茎の人は早漏になりやすい?原因と対処法を解説

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「包茎の人は早漏になりやすい」と耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
実際に、包茎と早漏には密接な関係があると言われています。

この記事では、包茎が早漏にどのような影響を与えるのか、その原因や対処法について詳しく解説します。

包茎と早漏の関係性

陰茎の先端の亀頭が包皮に覆われている「包茎」は、成人男性にとってデリケートな問題です。
深刻なコンプレックスになるだけでなく、早漏になりやすいという懸念もあります。

包茎とは、亀頭が包皮に覆われて隠れている状態を指します。
新生児や幼児の頃は、ほとんどがこのような状態から始まります。しかし、成長するにつれて包皮が自然とめくれ上がるようになり、思春期以降には亀頭が見えるようになるのが一般的です。
成人しても包皮が剥けない状態が続くと、「包茎」と呼ばれるようになります。

包茎には、以下の3つの種類があります。

包茎の種類 状態
仮性包茎 通常は亀頭が包皮に覆われているものの、手で簡単に亀頭を露出できる状態
カントン包茎(嵌頓包茎) 包皮の先端部分(包皮口)が狭いために、亀頭や陰茎が圧迫されて元に戻らない状態
真性包茎 包皮が固く、手を使っても亀頭を露出できない状態

このなかでもっとも割合多いのが、仮性包茎です。
仮性包茎の場合、通常時には亀頭が包皮に覆われているものの、勃起時には亀頭が露出することがあり、基本的に治療や手術は必要ないとされています。

一方で、カントン包茎(嵌頓包茎)や真性包茎は包皮の清潔が保ちにくく、感染症や炎症のリスクが高まるため、適切な治療が必要です。

包茎と早漏の関係について特に注目すべき点は、亀頭の過剰な敏感さです。
仮性包茎の方は、亀頭が日常的に包皮に覆われているため、刺激に慣れておらず、早漏になりやすい傾向にあります。

早漏改善を目指すなら、包茎の状態を見直すことが一つの対策になるでしょう。

包茎の人が早漏になる原因

包茎の人が早漏になる原因は、いくつかあります。

例えば、仮性包茎の場合、平常時は亀頭が包皮に覆われているため、外部からの刺激を受ける機会が少ないため、勃起時にわずかな刺激を受けただけで射精してしまう「過敏性早漏」に陥りやすいです。

また、カントン包茎の場合、包皮の先端が狭いことから、勃起時に亀頭や陰茎の根本が強く締め付けられます。性行為中に痛みや不快感を覚えることがあり、これが心理的な緊張や焦りにつながり、早漏の原因となるとも言われています。

さらに、包茎特有の構造が早漏に関与している場合もあります。
包茎の場合、内側に隠れている包皮を「内板側包皮」、外側の包皮を「外板側包皮」と呼びますが、内板側包皮は特に性感を司る神経が多く集まっており、刺激に非常に敏感です。
これが早漏のリスクが高まる原因だとされています。

包茎が原因で早漏になったときの対処法

包茎が原因で早漏の症状があらわれた場合でも、適切な対処を行うことで改善できる可能性があります。

続いては、早漏になってしまったときの具体的な対処法を5つ紹介します。

厚手のコンドームを装着する

包茎が原因で引き起こされる早漏の多くは、少し刺激を受けただけで射精してしまう「過敏性早漏」と呼ばれるものです。 過敏性早漏は、厚手のコンドームを装着することで予防できると言われています。

市販のコンドームの厚さは通常0.04〜0.06mm程度ですが、早漏防止用の「極厚」コンドームは0.1mm以上の厚みがあります。
コンドームを厚くすることで物理的な刺激を緩和し、性行為の時間を延ばすことが可能です。

ペニスの刺激に慣れる

包茎の方は亀頭が包皮で覆われているため、刺激に敏感な状態が続きます。
刺激に慣れるためのトレーニングとして、以下の方法が効果的です。

【スクィーズ法】

スクィーズ法は、一人で自宅でもできる早漏改善トレーニングです。

  • 自慰行為(マスターベーション)によって、ペニスを勃起状態にする
  • 射精しそうなタイミングで亀頭の付け根あたりを押さえ、射精を我慢する
  • ①〜②を4~5回繰り返す

スクィーズ法には、自分の好きなタイミングで実践できるというメリットがあります。
繰り返し行うことで、徐々に射精をコントロールする力が身についてくるでしょう。
ただし、亀頭の付け根を圧迫しすぎると、逆流性射精になる可能性があるため、注意してください。

【セマンズ法】

セマンズ法は、パートナーに協力してもらって行う早漏改善トレーニングです。

  • パートナーに刺激してもらい、ペニスを勃起状態にする
  • 射精しそうなタイミングで、刺激をやめてもらう
  • ①~②を4~5回繰り返す

基本的な流れは、スクィーズ法と同じです。
ただし、実際の性行為に近い形でトレーニングができるというメリットがあります。

早漏の悩みをパートナーと共有することで、性行為へのプレッシャーを軽減する効果も期待できるでしょう。デリケートな悩みを共有することで、二人の絆を深めるきっかけにもなります。

早漏治療薬を試してみる

少しでも早く改善したい場合には、医療機関を受診し、早漏治療薬を試してみるのもおすすめです。
早漏治療薬には、内服薬の「ポゼット」と外用薬の「リドスプレー」があります。

【ポゼット】

ダポキセチンを主成分とする、早漏治療薬「プリリジー」のジェネリック薬品です。
SSRI(選択式セロトニン再取り込み阻害薬)に分類される薬剤で、神経伝達物質であるセロトニンの分泌を促す作用があります。

SSRIは、主にうつ病などの精神疾患の治療に用いられている薬剤です。
ダポキセチンはその中で唯一、早漏治療薬としての適応が認められており、平均で約4倍の勃起持続効果があると言われています。

ダポキセチンは、服用してから1時間〜1時間半ほどで効果があらわれ、2〜5時間持続します。そのため、性行為の1〜3時間ほど前に服用するのがおすすめです。

また、食事の影響を受けないため、好きなタイミングで服用できます。

【リドスプレー】

局所麻酔薬のリドカインを主成分とする早漏防止用のスプレーです。
ペニスに直接噴霧することで、感度が下がり、射精をコントロールしやすくする効果があります。

使用方法はシンプルです。
まず、ペニスに直接噴霧し、10〜20分後にシャワーで洗い流します。
その後は、局所麻酔効果により、ペニスの感度が下がった状態が2時間程度続きます。

ただし、シャワーで洗い流さず、そのまま性行為に及んでしまうと、局所麻酔効果がパートナーにも働き、パートナーの感度が下がってしまう可能性があるため、注意しましょう。

ED治療薬を服用する

ED治療薬には勃起を持続しやすくする効果があり、早漏改善にも有効とされています。

特に、包茎がコンプレックスとなり心因性EDを発症している場合は、ED治療薬の服用により性行為への自信を取り戻すことができ、精神的な焦りを軽減する効果が期待できます。

また、ED治療薬は早漏治療薬との併用も可能です。
ただし、自己判断で2種類以上の薬を併用することはおすすめできません。
早漏治療薬とED治療薬を併用したい場合には、医師に相談するようにしましょう。

ED治療薬には、早漏治療薬以上にさまざまな種類があります。
硬さが得られやすいもの、即効性に優れているもの、持続性が高いものなど、それぞれに特徴が異なるため、自分の体質や悩みに合わせたED治療薬の選び方についても、医師に相談するのが良いでしょう。

包茎手術を受ける

包茎そのものが早漏の原因となっている場合、包茎手術によって改善できる可能性が高いです。
手術では余分な包皮を切除し、亀頭を常に露出した状態にします。
手術時間は30分程度で、日帰りで行われるケースが多く、入院の必要はありません。

最近では、軽度の仮性包茎には切らずに治療する方法もあります。
切らない包茎手術は、メスを使わないため、恐怖感が少ないのがメリットです。心理的負担が軽減されるため、手術に抵抗がある方に適しているでしょう。

包茎手術を受ける際は、医師としっかり相談し、術後のケアについても確認しておくと安心です。

包茎手術をすれば早漏は治る?

包茎手術によって早漏が改善するケースは、数多く報告されています。
亀頭を露出させて刺激に慣れさせることで、過敏性が減少し、射精をコントロールしやすくなるからです。

しかし、すべての早漏が包茎手術によって治るわけではありません。
早漏の原因は複数あるため、包茎だけが原因でない可能性もあります。

例えば、心因的な要因や加齢による筋力の低下が、早漏を引き起こしている可能性もあるでしょう。

包茎手術と早漏治療薬は併用可能です。
そのため、包茎手術後に早漏が完全に改善しない場合は、早漏の専門クリニックを受診し、医師に相談することをおすすめします。

包茎による早漏もオンライン診療が可能!まずは相談してみよう

包茎は日本人男性の多くが抱えるデリケートな問題であり、その状態が早漏の原因となることも少なくありません。
特に亀頭が包皮に覆われているため、刺激に慣れておらず過敏になりやすい仮性包茎では、早漏のリスクが高まります。

早漏の問題は、自力でのトレーニングや治療によって改善可能です。
軽度の仮性包茎であれば、包茎手術を受けなくても、早漏治療薬やED治療薬の服用によって改善するケースもあります。

ただし、自己判断での薬の服用はおすすめしません。
適切な治療法について、まずは医師に相談することをおすすめします。

「クリニックに通う時間がない」「医師に相談するのが恥ずかしい」という方は、オンライン診療を活用してみてはいかがでしょうか。

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監修者

院長 髙嶋 政浩

平成元年杏林大学医学部医学科卒業
平成元年杏林大学医学部附属病院
平成8年西部総合病院皮膚科・形成外科部長 就任
平成12年大手美容外科クリニック
令和3年ユニティクリニック

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