2024/9/12

早漏の原因は主に3つ!原因別の治療方法や自分でできる対策を紹介

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早漏の原因を正しく理解することは、適切な治療や予防・対策につながります。
この記事では、早漏の主な原因を3つに分け、それぞれに対応した治療方法や自分でできる対策について詳しく解説します。

早漏の原因は3つに分類される

早漏の原因は、大きく分けると以下の3つに分類されます。

  • 心因性早漏
  • 過敏性早漏
  • 衰弱性早漏

心因性早漏

心因性早漏は、精神的な要因によって引き起こされる早漏です。

性行為に対する過度な緊張や不安、過去のトラウマ、性行為に対する自信喪失などが主な原因となることが多く、心理的な負担が射精のコントロールを難しくします。

特に、一度早漏を経験してしまうと、その体験がトラウマとなり、次回の性行為でも同様の不安が生じるという悪循環に陥ることがあります。 そのため、心因性早漏には早めの対処が必要です。

また、パートナーとの関係性が悪化していたり、コミュニケーション不足が続いている場合も、心因性早漏の原因となることがあります。

ストレスを感じると脳内のセロトニンの分泌が不足し、射精のコントロールがさらに難しくなります。
パートナーだけではなく、仕事や人間関係の悩みなど、ストレスが多い時期にだけ早漏を経験する方もいるでしょう。

過敏性早漏

過敏性早漏は、陰茎の神経が過度に敏感であるために起こる早漏です。

特に性行為の経験が少ない若い年代に多く見られる症状で、物理的な刺激に対して過剰に反応してしまい、射精をコントロールできなくなります。
性行為中にわずかな刺激で射精してしまい、満足な性交ができないと悩む方が多いです。

また、亀頭が普段刺激にさらされていない包茎の場合も、性行為中に刺激を強く感じてしまうことがあるようです。

さらに、自慰行為を早く終わらせる習慣がある方も過敏性早漏になりやすいため、注意が必要です。

衰弱性早漏

衰弱性早漏は、加齢による筋力低下が原因で起こる早漏です。

特に体力や筋力が低下する40代以上の男性に多く見られる症状で、射精をコントロールするために必要な筋力が弱まることで、射精までの時間が短くなるのが特徴です。

若い頃は早漏でなかった男性でも、年齢を重ねることで衰弱性早漏に悩むことが増えてきます。

また、普段から運動不足の方やデスクワーク中心の生活を送っている方は、若い年代でも衰弱性早漏になる可能性があるため、注意しましょう。

早漏の原因別におすすめの治療法

早漏の改善には、原因に応じた適切な治療が必要です。
原因に合った治療法を理解して実践することで、早漏を効果的に治すことが可能です。

ここでは、早漏の原因別におすすめの治療法を詳しく紹介します。

心因性早漏の治療法

心因性早漏には、「行動変容療法」と呼ばれる治療法が有効です。

行動変容療法とは、医師がカウンセリングによって患者の不安を取り除き、射精を遅らせる方法を教える治療法です。
心理的なアプローチにより性行為に対する過度なプレッシャーやトラウマを克服し、パートナーとリラックスした状態で性行為に臨めるようになることを目的としています。
特に、初めての性行為で失敗を経験し、その恐怖が後の行為に影響を与えている場合、行動変容療法は非常に有効な治療法とされています。

さらに、心因性早漏を治すには、早漏治療薬の「ポゼット」もおすすめです。

ポゼットは、ダポキセチンを主成分とする早漏治療薬で、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類されます。
SSRIは、通常うつ病などの精神疾患の治療に用いられる薬剤で、不安や緊張を取り除く効果が期待できます。
ポゼットは、SSRIに分類される薬剤のうち、早漏治療への適応が認められている唯一の薬です。

過敏性早漏の治療法

過敏性早漏には、「早漏改善トレーニング」が有効です。

早漏改善トレーニングとは、射精をコントロールする感覚を養うことを目的としており、次の2つの方法があります。

【早漏改善トレーニングの種類】

スクィーズ法 ・自慰行為中に行うトレーニング
・射精しそうになったら、亀頭の根元を押さえて射精を抑える
セマンズ法 ・性行為中にパートナーに協力してもらうトレーニング
・射精しそうになったら刺激を止めてもらい、射精を抑える

さらに、包茎が原因で過敏性早漏に悩んでいる場合は、包茎治療が効果的です。

包茎手術は、局所麻酔で20〜30分程度で済み、体への負担は少ないです。
最近では、切らない治療法も登場しており、包茎手術に対するハードルも下がっています。

また、過敏性早漏には、リドカインを主成分とする早漏治療薬「リドスプレー」も有効です。

リドスプレーは、感覚を鈍くすることで射精のタイミングをコントロールする外用薬で、性行為前に陰茎にスプレーし、軽く洗い流すだけで効果が2時間ほど持続します。
陰茎に直接スプレーして感覚を鈍らせるため、過敏性早漏の治療法としておすすめです。

衰弱性早漏の治療法

衰弱性早漏の治療法としては、「リドスプレー」と「ED治療薬」の併用が推奨されています。
リドスプレーで感覚を一時的に抑えつつ、ED治療薬で勃起を維持する力をサポートすることで、性行為全体のパフォーマンスを向上させることが可能です。

また、日常的に運動を取り入れることも有効です。特に骨盤底筋を鍛える運動(ケーゲル体操)は、射精をコントロールする筋肉を強化し、衰弱性早漏の改善に役立ちます。

これらの治療法を組み合わせることで、加齢による影響を軽減し、性行為における自信を取り戻すことが可能です。

関連記事:早漏改善に効果的なトレーニング方法4選!正しいやり方を紹介

早漏の原因が複数ある場合はどうする?

早漏の原因が複数ある場合、「複合型早漏」と診断されます。
この場合、原因に応じた複数の治療法を組み合わせて行う必要があるため、医師に相談するのがおすすめです。

電話でのオンライン診療なら、顔を合わせることなく、早漏に関する悩みを相談できます。適切な治療薬も郵送で受け取ることができ、忙しい方でも気軽に活用できるでしょう。

早漏を治すために自分でできることはある?

早漏の改善には医師による治療が推奨されますが、自分でできる対策もいくつかあります。
ここからは、日常生活や性行為で取り入れられる具体的な早漏対策を紹介します。

【生活習慣】食事の見直し

性機能を正常に保つためには、栄養バランスの整った食事を取ることが大切です。
特に、亜鉛やアルギニンは、男性の性機能に関わる栄養素として知られており、市販のサプリや精力剤にもよく含まれています。
亜鉛は牡蠣やレバー、アルギニンは鶏肉、豚肉、ナッツ類に豊富に含まれています。
これらの食品を日常的に取り入れることで、性機能の向上に役立つでしょう。

さらに、心因性早漏の方には、脳内のセロトニン生成に欠かせない「トリプトファン」も重要です。
トリプトファンはバナナ、卵、乳製品に含まれており、日常的に取り入れることでリラックス効果が期待できます。

【生活習慣】適度な運動

適度な運動は、性機能だけでなく、心身の健康と深く関わっています。
加齢による体力の衰えを感じている方は、積極的に取り組むようにしましょう。

ジョギングやランニングなどの有酸素運動、筋トレは、体力や筋力の向上に効果的です。
特に下半身の筋肉を鍛えることで、勃起力の維持や射精のコントロールがしやすくなります。

【生活習慣】ストレスを溜めない

ストレスは、心因性早漏の大きな原因となります。
日々の生活でストレスを溜め込まず、リラックスする時間を定期的に作ることが大切です。

例えば、仕事の合間に深呼吸をしたり、瞑想をしたり、趣味を楽しむ時間を作ってみてはいかがでしょうか。
また、毎日忙しく過ごしている方は、できる限り休養を取るようにすることを意識しましょう。

【生活習慣】十分な睡眠をとる

睡眠不足は、ストレスの増加や性行為のパフォーマンス低下につながります。
早漏の予防や改善には、適切な睡眠が必要です。

成人男性の場合、6〜9時間の睡眠が理想的とされています。
毎晩の睡眠時間を確保し、質の高い休息を取りましょう。

【性行為】場所・体位を変えてみる

性行為中の緊張は、心因性早漏を引き起こす原因の一つです。
場所を変え、リラックスできる環境を整えることで、緊張を和らげる効果が期待できます。

また、過敏性早漏の場合、特定の体位で敏感に反応しやすいことがあります。
体位を工夫することで射精をコントロールしやすくなることがあるため、複数の体位を試してみるのも有効です。

【性行為】前戯で相手を満足させる

早漏で満足な性行為ができない場合、前戯に時間をかけるのも一つの方法です。

パートナーを先に満足させることで、性行為へのプレッシャーを抑えられます。
結果的にリラックスした状態で性行為に臨めるため、射精をコントロールしやすくなる可能性があります。

【性行為】コンドームを変えてみる

過敏性早漏に悩む方は、厚手のコンドームで感度を調整するのもおすすめです。
早漏対策用のコンドームも市販されており、感覚を鈍らせて、射精を遅らせる効果が期待できます。

【性行為】自慰行為のやり方を変える

自慰行為を急いで済ませる癖がついている方は、やり方を見直すことが早漏改善につながります。
勃起状態をできるだけ長く維持し、骨盤底筋に力を入れることを意識しましょう。

また、過敏性早漏のリスクを減らすためにも、時間をかけた丁寧な自慰行為を心がけることが重要です。

早漏の原因は人によって違う!早めに医師に相談しよう

早漏の原因は、人それぞれ異なります。早期に適切な治療を受けることで、改善の可能性が高まるでしょう。 早漏はデリケートな悩みですが、早めに医師に相談することをおすすめします。

ユニティクリニックでは、男性医師による電話のみのオンライン診療を行っています。
実際に医師と顔を合わせる必要はなく、診察時間は10分程度です。
専門クリニックの医師が、原因に合わせた適切な治療方法をアドバイスさせていただきます。

短時間で相談できるため、恥ずかしさを感じることなくご利用いただけるのもメリットです。
早漏にお悩みの方は、ぜひお気軽にご予約ください。

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監修者

院長 髙嶋 政浩

平成元年杏林大学医学部医学科卒業
平成元年杏林大学医学部附属病院
平成8年西部総合病院皮膚科・形成外科部長 就任
平成12年大手美容外科クリニック
令和3年ユニティクリニック