2025/5/19
ペニスポンプで陰茎を増大させよう!効果やメリット、注意点を解説
「もっと自信を持ちたい」「パートナーを満足させたい」といった理由から、陰茎増大に関心を持つ男性は少なくありません。
そんな中、薬に頼らず自宅で手軽に使えるアイテムとして注目されているのが「ペニスポンプ」です。
ペニスポンプは、陰茎に陰圧(真空状態)をかけることで血流を促進し、サイズの一時的な増大や勃起力の向上が期待できます。
この記事では、ペニスポンプの仕組みや種類、効果やメリット、注意点についてわかりやすく解説します。
ペニスポンプとは
ペニスポンプとは、筒状の器具を陰茎に装着し、内部の空気を抜いて陰圧(真空状態)を作ることで、血流を陰茎に集中させて勃起を促す装置です。
「陰圧式勃起補助具」や「VEDポンプ」とも呼ばれており、主にED(勃起不全)に悩む男性や、陰茎のサイズ感にコンプレックスを持つ男性に利用されています。
陰茎の海綿体に血液を強制的に流し込み、一時的な勃起状態を作り出すのが、ペニスポンプの仕組みです。使用後に陰茎の根元をリングで締めることで、勃起を一定時間維持することもできます。
ペニスポンプは医療機関でED治療として処方されるもので、バイアグラなどの薬が使えない方にとって有効な代替手段となるでしょう。
正しく使うことで安全性も高く、日常的なメンテナンスもしやすいのが特徴です。
ペニスポンプの種類
ペニスポンプには、主に「手動式」「水圧式」「電動式」の3つのタイプがあります。
ここでは、それぞれの特徴とメリット・デメリットを紹介します。
手動式ペニスポンプ
手動式ペニスポンプは、ハンドポンプやピストンを使って自分の手で空気を抜き、陰圧を発生させる仕組みです。
構造が非常にシンプルで、機械的なトラブルも少ないため、初めての方でも扱いやすいでしょう。
価格も比較的リーズナブルなものが多く、導入しやすいというメリットもあります。
電源を必要としないため、旅行先や入浴前など、場所を選ばず使えるのも魅力です。
ただし、操作に慣れるまでは圧力の加減が難しく、吸引しすぎてしまう点に注意しましょう。
水圧式ペニスポンプ
水圧式は、空気ではなく水(またはお湯)の圧力を利用するタイプで、「ハイドロポンプ」とも呼ばれています。
浴室やシャワー中に使うのが基本で、温水を使用することで血行促進効果が期待でき、より自然な感覚で陰茎に圧力をかけられます。
水の圧力は空気よりも均等にかかるため、陰茎全体を優しく包み込むような刺激が特徴です。敏感肌の方や強い陰圧に不安がある方に適しているでしょう。
ただし、空気式に比べて吸引力はやや弱く、即効性を求める方には物足りなさを感じる場合があります。
電動式ペニスポンプ
電動式ペニスポンプは、モーターが内蔵されていて、ボタン操作だけで自動的に空気を抜いて陰圧を作り出します。
吸引力のレベルを段階的に調整できるモデルもあり、自分の好みに合わせて快適に使用できるのがメリットです。
作動中の圧力が安定しているため、毎回同じ強さで使用したい方や、手動での操作が面倒な方に向いているでしょう。
一方で、価格は手動式や水圧式に比べて高めで、充電や電池交換の手間も考慮する必要があります。
また、使用時にモーターの作動音が気になる場合もあるかもしれません。
ペニスポンプの効果・メリット
続いては、ペニスポンプの効果やメリットについて解説します。
陰茎の低酸素状態を改善
ED(勃起不全)の原因として、加齢や生活習慣、運動不足などによる血流の悪化が挙げられます。
陰茎の血管が十分に拡張せず、酸素や栄養素が届きにくくなることで、陰茎組織が低酸素状態に陥り、勃起機能の低下を引き起こすのです。
ペニスポンプは、陰圧の力で陰茎内部に血液を一時的に集めることで、血流を物理的に改善します。
新鮮な血液とともに酸素や栄養が効率よく運ばれるため、組織の活性化が期待できるでしょう。
また、定期的な使用は血管の拡張性を保つため、将来的なED予防にも効果的です。一部の研究では、陰茎の低酸素状態を改善することで、前立腺がんのリスクが低下する可能性も示唆されています。
簡単に使えて即効性がある
ペニスポンプは、使用方法がシンプルで、短時間で勃起状態を作り出すことができます。
性的な興奮がなくても物理的な陰圧によって勃起できるため、ED治療薬が効かない方や、副作用に不安がある方におすすめです。
使用直後に陰茎のサイズや硬さの変化を実感できるケースも多く、効果が目に見えることでモチベーション維持にもつながります。
アンチエイジング効果がある
陰茎の組織も他の身体の部位と同様に、加齢とともに機能が衰えていきます。
血流が滞ることで皮膚や筋繊維の弾力性が低下し、以前よりも「張りがない」「サイズが縮んだように感じる」といった変化を感じることもあるでしょう。
ペニスポンプを使用することで、陰茎への定期的な血流促進が図れ、酸素と栄養の供給が改善されます。
陰茎の健康維持やアンチエイジングに役立ち、自己肯定感の向上につながる点もメリットの一つです。
厚生労働省の認可を受けた管理医療機器(クラスⅡ)
日本国内で正規に販売されているペニスポンプの中には、「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」に基づいて、厚生労働省から管理医療機器(クラスⅡ)の認証を受けている製品があります。
その代表例が「Vigor(ビガー)2020」です。
管理医療機器とは、安全性と有効性が確認され、医療現場でも使用が可能とされる製品区分で、ED治療において医師の指導のもとで使われることもあります。
認証を受けている製品は、品質基準や性能評価に関する厳しい審査をクリアしており、人体への安全性が一定レベルで保証されているため、比較的安心して取り入れやすいでしょう。
毎日継続して使用できる
ペニスポンプの多くは、適切な使用時間を守れば、毎日継続して使用できます。
ED治療薬と違い、ホルモンや血管に直接作用する薬理効果がないため、副作用のリスクが低く、食事や飲酒の影響も受けません。
毎日の使用によって陰茎の血管が刺激され、血流が改善されることで、勃起力の回復やED症状の改善につながる可能性があります。
継続使用により、陰茎組織の柔軟性や拡張力が維持され、将来的な勃起機能の維持にも良い影響をもたらすでしょう。
ED治療薬と併用できる
ペニスポンプは、バイアグラ、シアリス、レビトラなどのED治療薬と併用することも可能です。
ED治療薬だけでは満足な効果が得られない場合にも、ペニスポンプを補助的に使うことで、勃起をサポートできるでしょう。日々のトレーニング目的としてペニスポンプを使用し、性行為の前にはED治療薬を使うことも可能です。
ただし、ED治療薬との併用については、事前に医師に相談し、正しい知識と安全管理のもとで行うことが重要です。
ペニスポンプの使い方
続いては、手動式ペニスポンプの正しい使用方法について解説します。
【事前準備】
使用前には以下の準備を行ってください。
- ペニスポンプ本体(シリンダー・ポンプ)を組み立てる
- シリンダーの先端にパッキン(クッション部品)を装着する
- 勃起を維持するためのリング(根元に装着)を用意する
- 専用潤滑ジェルまたは水溶性ローションを準備する
- 清潔な状態で使用するため、器具と陰茎を事前に洗浄しておく
使用前に軽くポンプの動作テストをしておくと安心です。
【ペニスポンプの使い方】
ペニスポンプの使い方は、以下の通りです。
- ペニスポンプのシリンダーとポンプをチューブでしっかり接続する
- シリンダー先端にパッキンを取り付ける
- 勃起を維持するためのリングを陰茎の根元付近に軽く装着しておく
- 陰茎全体、特に先端(亀頭)部分に潤滑ジェルを塗布し、摩擦を防ぐ
- 陰茎の先端をパッキンに軽く押し当てながら、ポンプのレバーを数回操作する
- 陰茎全体がゆっくりとシリンダー内に引き込まれたら、10秒ほど静止する
- ポンプを少しずつ操作して陰圧を高め、陰茎に血液を送り込む
- 十分な勃起状態になったら、シリンダーを外し、リングだけを根元に残す
圧力は一気にかけず、徐々に吸引するのが安全です。
痛みを感じた場合はすぐにポンプを停止し、圧力を解除してください。
【アフターケア】
使用後は、シリンダー・パッキン・リングをぬるま湯と中性洗剤で丁寧に洗浄しましょう。
洗浄後はやわらかい布で水分を拭き取り、風通しのよい場所で乾かしてください。
ペニスポンプを使用する際の注意点
ペニスポンプは、物理的な陰圧を利用して勃起をサポートする医療機器であり、ED(勃起不全)治療や血流改善の目的で使用されます。
しかし、誤った使い方をすると逆効果となり、陰茎へのダメージや健康被害を引き起こすリスクもあるため、注意が必要です。
安全に使用するために、以下の点を必ず確認してください。
圧力の加えすぎはNG
使用中に過度な陰圧をかけると、陰茎の皮膚や血管に強い負担がかかり、水ぶくれや皮下出血、内出血の原因になります。
特に初めて使用する方は、「もっと効果を出したい」と圧力を強めがちですが、強い吸引が必ずしも効果的とは限りません。
違和感や痛みがある場合はすぐに使用を中止し、無理のない範囲で陰圧を調整しましょう。
長時間の使用はNG
ペニスポンプは連続使用時間にも注意が必要です。
長時間の使用は血流を過度に制限し、組織が酸欠状態になることで壊死や神経障害を引き起こすリスクがあります。
1回あたりの使用時間は10〜15分程度、リングの装着時間も30分以内を目安としましょう。
副作用に注意
ペニスポンプは、正しく使用していても、まれに副作用が起こる場合があります。
例えば、陰茎の痛みや腫れ、皮下出血や射精障害などの症状が出た場合には、早めに医師にご相談ください。
清掃など衛生面に注意
ペニスポンプは陰茎に直接接触する器具のため、使用後の衛生管理が非常に重要です。
使用後は毎回、シリンダーやポンプ、シリコンリング部分を中性洗剤とぬるま湯で丁寧に洗浄し、しっかり乾燥させましょう。
湿ったまま放置すると、カビや雑菌が繁殖し、感染症の原因になることもあります。
ペニスポンプはどんな人におすすめ?
ペニスポンプは、ED(勃起不全)に悩む方の中でも、特に「ED治療薬が体質的に合わない」「持病(心臓疾患や高血圧など)で服用が制限されている」「薬を使いたくない」という方におすすめの器具です。
陰圧の力で陰茎への血流を強制的に促すため、性的刺激がなくても勃起状態をつくることが可能です。
また、「薬を使っても効果が出にくい」「副作用が気になる」「自然なアプローチで改善したい」といった方にも適しており、継続的な使用によって血流の改善、組織の柔軟性維持が期待できるでしょう。
一方で、以下のような方は使用を控える必要があります。
- 陰茎に傷や炎症、皮膚疾患がある方
- 抗血栓薬(ワーファリンなど)を服用中の方
- 重度の糖尿病や血管疾患を抱える方
- 性感染症の疑いがある方
該当する症状や持病がある場合は、自己判断せず、事前に泌尿器科や専門医へ相談することが大切です。
ペニスポンプの価格はいくら?
ペニスポンプの価格は、構造・素材・機能性・安全性によって大きく異なります。
市販のペニスポンプは、価格帯が幅広く、数千円から数万円程度で販売されていますが、医療機器としての認可を受けていないため、使用に際しては注意しましょう。
厚生労働省から「管理医療機器(クラスⅡ)」として正式に認可された「Vigor(ビガー)2020」は、医療機関を通じてのみ購入可能です。
ユニティクリニックでは、診察料込みで87,000円(税込)、専用ローション10,000円(税込)で提供しております。
ペニスポンプでED治療を始めよう
ペニスポンプは、陰圧の力で海綿体に血液を送り込み、物理的に勃起をサポートする治療器具です。
ED治療薬に頼らず、自然な勃起機能の回復や維持を目指したい方、ED治療薬が使えない方、薬だけでは満足できない方にとって、補助的または主力の治療法となり得るでしょう。
手動式や水圧式、電動式など、さまざまなタイプが市販されていますが、ペニスポンプは、厚生労働省に認可された医療機器「Vigor(ビガー)2020」をおすすめします。
ユニティクリニックでは、国内で初めてVigor(ビガー)治療を開始し、全国の多くの患者様に来院不用の電話診療、来院診療を行っております。
ぜひお気軽にご相談ください。
監修者
院長 髙嶋 政浩
平成元年 | 杏林大学医学部医学科卒業 |
---|---|
平成元年 | 杏林大学医学部附属病院 |
平成8年 | 西部総合病院皮膚科・形成外科部長 就任 |
平成12年 | 大手美容外科クリニック |
令和3年 | ユニティクリニック |