2024/8/19

ED（勃起不全）は自分で治せる？自力での治し方と根本的な治療方法を紹介

ED（勃起不全）を治したいと思いつつも、「病院に行くのは恥ずかしい」「通院する時間がない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、EDを治したいとお考えの方に向けて、自力での治し方と根本的な治療方法を紹介します。

ED（勃起不全）を治す4つのステップ

EDとは、性交渉を行うための十分な勃起が得られないか、勃起を維持できない状態が継続することを指します。
EDを治すためには、まず自分の症状を把握し、適切な治療法を考えることが大切です。

ここでは、EDを治すための4つのステップについて解説します。

ステップ1. EDの自己診断をする

EDの主な初期症状としては、以下のようなことが挙げられます。

など

「もしかして、EDかも…」と思った方は、セルフチェックによる自己診断を試してみてください。

以下は、EDのスクリーニングやED治療の効果判定に使用されるIIEF（国際勃起機能スコア）です。
各質問の回答の点数を合計し、その合計が21点以下の場合、EDの可能性が高いと言えます。

【EDの重症度】

0～4点   ：判定不能
5～7点   ：重度のED
8～11点  ：中程度のED
12～16点：軽度～中程度のED
17～21点：軽度のED
22～25点：EDではない

ただし、セルフチェック診断はあくまで目安にすぎません。
正確な診断を求める方は、専門医に相談することをおすすめします。

ステップ2. EDの原因を把握する

自己診断結果でEDの可能性が高い場合、その原因がどこにあるのかが分かると、治療がしやすくなります。

EDの主な原因としては、以下の4つが挙げられます。

ただし、EDの原因は1つとは限りません。
例えば、パートナーとの関係悪化などが原因の心因性EDと、加齢による男性ホルモンの減少が原因の器質性EDが合わさっているケースも存在します。

ステップ3. ED改善法に取り組む（自己治療）

EDを治すには、専門クリニックでの治療がもっとも効果的です。
しかし、「クリニックに行かずに自分で治したい」という方もいるでしょう。

EDの自己治療は、生活習慣の改善が中心です。
具体的な治し方は後ほど詳しく説明しますが、クリニックでED治療を始める際も、自己治療を併用することで、その効果を最大限に引き出せるでしょう。

ステップ4. ED治療を始める（クリニック）

前述の通り、EDのもっとも効果的な治し方は、専門クリニックでのED治療です。

具体的な治療法は後ほど詳しく説明しますが、「病院に行くのは恥ずかしい」「通院する時間がない」という方は、オンライン診療を活用してはいかがでしょうか。

ユニティクリニックのED治療は、初診・再診ともにオンライン（電話）診療が可能です。
医師による診察からED治療薬の処方まで、電話のみで完了します。
診察料は0円、料金は薬代と郵送代のみで、特別な費用はかかりません。お試し1錠から歓迎いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

ED（勃起不全）を自力で治す5つの改善法

ここからは、EDを自力で治すために試したい、主な自己治療方法を5つ紹介します。

十分な睡眠をとる

EDの症状を改善するには、十分な睡眠をとることが大切です。
睡眠不足は男性ホルモンの分泌を低下させ、自律神経のバランスを乱す原因となり、EDになりやすい状態をつくります。

また、睡眠の質を高めることも重要です。
寝る前にアルコールやカフェインを摂取しない、スマホやPCの使用を控えるなど、良質な睡眠を確保するための工夫をしましょう。

栄養バランスを意識する

EDを改善するには、毎日の食生活で栄養バランスを意識することも大切です。

偏った食生活はホルモンバランスの乱れや血流の悪化を引き起こし、EDの原因となります。特に、脂質が多く高カロリーな食事は動脈硬化や肥満を招き、EDのリスクを高めるでしょう。

参考：日本性機能学会/日本泌尿器科学会｜ED診療ガイドライン

EDの改善には、以下の栄養素を積極的に摂取すると良いとされています。

適度な運動を始める

EDを改善し、勃起力を高めるには、適度な運動も必要です。

特に、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は、日本性機能学会・日本泌尿科学会の「ED治療ガイドライン」でも、症状の改善に効果的だと記載されています。

また、筋力トレーニングは男性ホルモンの分泌を促し、器質性EDの改善に役立ちます。
なかでもスクワットやレッグランジなど下半身を鍛える筋トレは、血流を改善し、勃起力を高める効果が期待できるでしょう。

飲酒を控える

飲酒にはリラックス効果があり、特に心因性EDの改善に効果的に働きます。

しかし、過度な飲酒はEDの発症リスクを高めるため、注意が必要です。

適切な飲酒量は、1日に純アルコール20g程度とされています。

EDを治すためには、お酒を飲みすぎないように注意してください。

喫煙者は禁煙する

喫煙は、EDのリスクを高める大きな要因です。
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、動脈硬化を進行させるため、EDを引き起こします。
また、タバコは男性ホルモンの減少を招くことも海外の研究※で明らかにされています。

※Johan Svartberg , Rolf Jorde｜Endogenous testosterone levels and smoking in men. The fifth Troms study

喫煙は、日本性機能学会・日本泌尿科学会の「ED治療ガイドライン」でも、EDのリスクファクターの一つとして記載されているため、できれば禁煙することをおすすめします。

自己治療でED（勃起不全）が治らないときは？

軽度なEDであれば、自己治療だけで治る可能性もゼロではありません。

しかし、生活習慣を改善しても治らない場合や、重症度が中程度以上のEDについては、専門のクリニックで治療を受けることをおすすめします。

専門クリニックのED治療には、以下の2種類があります。

ED治療薬（オンライン診療）

専門クリニックで行う代表的な治療法は、ED治療薬の処方です。
いずれのED治療薬も、有効成分にはホスホジエステラーゼタイプ5（PED5）の働きを阻害し、陰茎の血管を拡張させて勃起を促す作用があります。

PED5は陰茎の海綿体に多く存在する酵素で、陰茎の血管を収縮させる要因の一つです。
PED5が活発になりすぎると勃起が鎮まってしまうため、その働きを抑制するED治療薬が有効に働きます。

ユニティクリニックで処方する主な治療薬の種類と特徴は、以下の通りです。

バイアグラジェネリック

バイアグラジェネリックは、世界シェア1位のED治療薬「バイアグラ」のジェネリック（後発）医薬品で、有効成分は「シルデナフィル」です。

バイアグラジェネリックには25mg、50mg、100mgなど複数の種類があり、いずれも1回1錠服用で、服用後は次の服用まで最低24時間空ける必要があります。
服用後30分〜1時間程度で効果があらわれ、持続時間は3〜6時間程度です。

レビトラジェネリック

レビトラジェネリックは、ドイツのバイエル薬品によって販売されていたED治療薬「レビトラ」のジェネリック（後発）医薬品で、有効成分は「バルデナフィル」です。

バイエル薬品の新薬レビトラは、2021年11月に販売が休止されたため、現在市場に出回っているレビトラは、すべてレビトラジェネリックとなっています。

レビトラジェネリックは即効性に優れているのが特徴で、早ければ服用後15分ほどで効果があらわれ、3〜5時間程度持続します。
10mgと20mgの2種類があり、いずれも1回1錠服用で、服用後は次の服用まで最低24時間空ける必要があります。

シアリスジェネリック

シアリスジェネリックは、2003年にアメリカの製薬会社によって販売が開始されたED治療薬「シアリス」のジェネリック（後発）医薬品です。
有効成分は「タダラフィル」で、比較的新しいED治療薬ですが、2020年以降には日本でもジェネリック薬品の製造・販売が開始されています。

シアリスジェネリックは持続性に優れているのが特徴で、服用後1〜3時間後に効果があらわれはじめ、持続時間は20〜36時間程度です。

10mgと20mgの2種類があり、いずれも1回1錠服用で、服用後は次の服用まで最低24時間空ける必要があります。
食事の影響を受けにくく、食前・食後どちらにでも服用可能です。

アバナフィル

アバナフィルは、第4のED治療薬として注目を集める「ステンドラ」に含まれる有効成分です。

即効性に優れているのが特徴で、服用後15分〜30分程度で効果があらわれ、効果の持続時間は5～6時間程度です。

アバナフィルには50mg、100mg、200mgの3種類があり、いずれも1回1錠服用で、服用後は次の服用まで最低24時間空ける必要があります。

食事の影響は受けにくいですが、空腹時の服用が推奨されています。

ウデナフィル

ウデナフィルも、比較的新しいED治療薬です。
韓国の製薬会社が開発したお薬で、韓国ではバイアグラに次ぐ人気を誇ります。

ウデナフィルは即効性と持続性を兼ね備えているのが特徴で、服用後30分程度で効果があらわれ、12〜24時間程度持続します。
持続時間が長いため、服用タイミングを考えなくて良いのがメリットです。

ウデナフィルには100mg、200mgの2種類があり、いずれも1回1錠服用で、服用後は次の服用まで最低24時間空ける必要があります。

レノーヴァ（通院治療）

EDの根本治療を希望する方には、レノーヴァ治療（衝撃波治療）をおすすめします。
レノーヴァとは、イスラエルのダイレックス社が開発したED治療のための医療機器です。

陰茎に直接低出力衝撃波を照射することで、血管の新生を促す効果があります。血行改善の効果が期待でき、EDの根本治療が可能です。

ただし、レノーヴァ治療（衝撃波治療）は通院が必要なEDの治療方法です。
治療期間は1〜2ヶ月で、4〜6回ほどの施術が必要となります。

ED治療薬に比べて治療費も高額のため、どちらを選択するかは慎重に検討しましょう。

ユニティクリニックでは、男性医師によるレノーヴァ治療を行っております。
ED治療薬との併用も可能なので、お気軽にお問い合わせください。

自分に合ったED（勃起不全）の治し方はオンライン診療で医師に相談しよう

EDは、軽度であれば、生活習慣の改善や禁煙などの自己治療で症状を改善できる可能性もあります。

しかし、即効性の高いED治療や根本治療を希望するなら、オンライン診療を活用し、どのような治療法が合っているか、医師に相談してみてはいかがでしょうか。

ユニティクリニックのオンライン診療なら、10分程度の電話診療のみでED治療薬の処方が可能です。レノーヴァ（衝撃波治療）による根本治療も含め、どんな治療が効果的か、患者様にあった治療プランをご提案いたします。

まずはお気軽に電話診療（オンライン診療）をご予約ください。

• 電話診療予約専用ダイヤル

  

• 予約フォームで電話診療予約