2024/4/20

薄毛治療って何をするの?効果や薬、治し方について分かりやすく解説

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皮膚科やAGA専門クリニックで「薄毛治療を始めたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

薄毛は進行性の症状であり、放っておけば自然に改善するというものではありません。
年齢とともに悪化する可能性が高いため、できるだけ早く治療を始めることをおすすめします。

この記事では、薄毛の原因と治し方、薄毛治療の効果や費用について解説します。

薄毛とは

薄毛とは、「毛髪が抜けた後、新しい毛髪が生えてこない状態」のこと指し、一般的には「AGA(男性型脱毛症)」のことを薄毛と言うケースが多いです。

AGAは、男性にみられる進行性の脱毛症です。
以下のような初期症状があらわれた後、自然治癒することはありません。

  • 抜け毛が増える
  • 髪の毛が細くなる(髪の毛のハリ・コシがなくなる)
  • 髪の毛のボリュームが減る
  • 頭頂部の髪の毛が薄くなる

など

進行パターンは「M型」「O型」「複合型」などがあり、人それぞれ薄毛になる箇所が異なるのも特徴です。

男性型脱毛症(AGA)の症状について詳しくはこちら>

薄毛になる原因

男性が薄毛になる原因は、人それぞれ異なります。
ここでは、薄毛の主な原因を5つ紹介します。

遺伝

AGA(男性型脱毛症)の発症には、遺伝的な要素が深く関わっていると言われています。
特に、母方の遺伝子の影響が大きいとされるため、母方の祖父・曽祖父が薄毛の場合は、薄毛になるリスクが高いです。

ホルモンバランス

薄毛になる原因の一つとして、ホルモンバランスの変化があります。

男性ホルモンのテストステロンは、体内で5αリダクターゼと結びつくと、ジヒドロテストステロン(DHT)に変化します。
ジヒドロテストステロン(DHT)には、ヘアサイクルのうちの成長期(新しい髪の毛が太く長く成熟していく時期)を縮める働きがあり、薄毛を引き起こしてしまうのです。

ストレス

男性がストレスを感じると、先ほど説明した男性ホルモンのテストステロンの分泌量が低下します。

テストステロンには、太い骨や筋肉、体毛など、男らしい体をつくる働きがあり、その分泌が低下することで、AGA(男性型脱毛症)にも影響があるとされているのです。

また、テストステロンの低下は意欲や活力、気力の減少、食欲不振や不眠なども引き起こしやすく、うつ病の症状が出ることもあるため注意が必要です。

食生活

食生活の乱れによる栄養不足も、薄毛の原因の一つです。
特に、タンパク質、亜鉛などのミネラルが不足してしまうと、髪の毛が成長しにくくなり、AGA(男性型脱毛症)が進行しやすくなります。

生活習慣

不規則な生活や睡眠不足、たばこや過度な飲酒は、薄毛の原因であるジヒドロテストステロン(DHT)の発生に深く関わっていると言われています。

また、ワックスを長時間つけたままにする、刺激の強いシャンプーを使用するなど、間違ったヘアケアは頭皮の環境を悪化させるため、薄毛を引き起こす可能性があります。

薄毛の治し方は?主な治療法

薄毛は、適切な治療によって症状を改善できる可能性もあります。
ここでは、主な薄毛治療法の種類と内容について説明します。

AGA治療薬(内服薬)

薄毛治療では、AGA治療薬による治療が行われるケースが多いです。
AGA治療薬には、内服薬と外用薬がありますが、ここではまず、内服薬の種類と特徴について解説します。

フィナステリド

フィナステリドは、世界で初めて開発されたAGA治療薬「プロペシア」の主成分で、5αリダクターゼⅡ型の働きを抑制する作用があります。
薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の産生を防ぎ、薄毛の進行を遅らせる効果が期待できるAGA治療薬です。

ただし、フィナステリドの効果に即効性はありません。
3~6ヶ月以上、継続的な服用が推奨されています。

デュタステリド

デュタステリドは、AGA治療薬「サガーロ」の主成分で、こちらも5αリダクターゼの働きを抑制する作用があります。
サガーロは、第二のAGA治療薬としてイギリスの製薬会社が開発したもので、日本では2016年6月に販売が開始されました。

基本的な効果はフィナステリドと同一ですが、フィナステリドは5αリダクターゼⅡ型にしか作用しないのに対し、デュタステリドはI型・Ⅱ型の両方に作用するため、より高い効果が期待できます。

ただし、デュタステリドにも即効性はありません。
原則として3~6ヶ月程度は続けることを意識しましょう。

AGA治療薬(外用薬)

AGA治療薬には、頭皮に直接塗布する外用薬もあります。
クリニックで処方されることが多いのは、以下のお薬です。

ミノキシジル

ミノキシジルは、血流を改善することで発毛を促進するAGA治療薬です。
フィナステリド・デュタステリドが、薄毛の進行を遅らせる「守り」の治療薬だとすれば、ミノキシジルは発毛を促す「攻め」の治療薬だと言えるでしょう。 さらに、ミノキシジルには、髪の毛の成長に関わる毛乳頭細胞に働きかけて、ヘアサイクルを整える働きがあることも分かっています。
つまり、新しい髪の毛を育てる役目だけではなく、薄毛の進行を遅らせる役目も果たしてくれるのです。

2024年現在、ミノキシジルはもっとも効果の高い発毛剤・育毛剤だと言われています。

食生活の見直し

薄毛の進行を遅らせるためには、クリニックでAGA治療を受けるだけではなく、食生活を見直すことも大切です。

髪の毛のもとになる栄養素が不足すると、新たな髪の毛が生えてきにくくなるため、薄毛の進行してしまいます。
頭皮や髪の毛の健康を保つためにも、バランスの良い食事を心がけましょう。

一般的に髪の毛に良いとされる食材として知られているワカメ・ひじきなどの海藻類は、ミネラルを豊富に含み、髪の毛の成長に深く関わっています。

しかし、海藻類を大量に食べたからと言って髪の毛がみるみる増えるわけではありません。
どれか一つの栄養素に偏ることがないように、バランスの良い食事をとることが重要です。

規則正しい生活

発毛を促すためには、規則正しい生活を送ることを意識しましょう。
特に、睡眠時間が不足すると、発毛に深く関わる成長ホルモンの分泌が減り、髪の成長を妨げてしまう可能性があります。

また、ストレスが溜まると自律神経が乱れ、交感神経が有利になり、血行不良に陥る場合があります。
頭皮の血行が悪くなると、健康な髪の毛が生えにくくなるため、ストレスを溜めないことも意識しましょう。

薄毛治療に効果はある?

薄毛(AGA)を治療するクリニックが増え、薄毛治療の認知度は高まっています。
しかし、「薄毛治療は本当に効果があるのだろうか」と疑問に思っている方も多いでしょう。

薄毛の原因は人それぞれに異なり、多岐に渡ります。
残念ながら、1種類のみで薄毛の原因すべてをカバーできる万能なAGA治療薬は存在しません。

薄毛治療では、複数の治療薬を組み合わせることで、高い効果が得られやすくなります。

もっともオーソドックスなのは、以下の2種類の薬剤を併用する治療法です。

  • ジヒドロテストステロン(DHT)の産生を抑え、抜け毛を予防する「フィナステリド」又は「デュタステリド」
  • 血流改善効果があり、高い発毛効果が期待できる「ミノキシジル」

2つの薬剤は、いずれも日本皮膚科学会の定める「AGA治療ガイドライン」においてAランクに区分されています。

また、薄毛治療の効果を実感するには、最低でも1年以上継続するが重要です。
AGA治療薬の効果のあらわれ方には個人差があるものの、どれだけ早い方でも3ヶ月ほど、平均的には6ヶ月〜1年程度はかかると言われています。

途中で治療をやめると薄毛が進行する可能性が高いため、改善するまでに時間がかかることを理解したうえで、長い目で見て治療を始めることをおすすめします。

薄毛治療でよくある疑問

ここでは、薄毛治療に関するよくある疑問にお答えします。

薄毛治療は保険適用できる?

薄毛治療は保険適用外です。
AGA治療薬などの費用は全額自己負担となり、診察時に保険証の提示は不要です。

薄毛治療の費用はいくらかかる?

薄毛治療にかかる費用は、クリニックによって異なります。

例えば、ユニティクリニックの「AGAメディカルドクターズセレクト(AGAオリジナルカクテル療法)」なら、初回3ヶ月セットで1ヶ月あたり9,000円から処方が可能です。

もちろん、AGA治療薬を単品で購入することも可能です。

AGA治療薬 価格(初診) 価格(再診)
フィナステリド 1mg:30錠2,980円〜 1mg:30錠3,700円〜
デュタステリド 0.5mg:30カプセル5,980円
ミノキシジル(外用薬) ローション15%:1本7,800円 ローション15%:1本9,800円

薄毛治療に副作用はある?

内服薬および外用薬を使用したAGA治療では、以下のような副作用があらわれる可能性があります。

  • 性欲減退、ED
  • 頭皮のかゆみ
  • 火照り
  • 体毛の増毛(多毛症)
  • 頭痛
  • 肝機能障害
  • 吐き気、食欲不振

など

いずれの副作用も、発生頻度は非常に稀です。
過度に心配する必要はありませんが、不安なことや不明点は診察時に医師に相談すると良いでしょう。

薄毛治療で後悔することはある?

医師による診察を受け、AGA(男性型脱毛症)による薄毛だと診断を受けたうえで治療を始める場合、後悔することは少ないでしょう。

適切な薄毛治療であれば、「なぜもっと早く始めなかったんだろう」と後悔する方のほうが多いです。

しかし、自己判断によるAGA治療薬の服用はおすすめできません。
例えば、海外の通販サイトなどで販売されているAGA治療薬は、偽物である可能性も高いです。
また、薬の飲み合わせや服用方法によっては体に悪影響を及ぼすリスクもあります。

AGA治療薬は、必ず医師の診察を受けて処方された正規のものを服用しましょう。

薄毛治療は女性にも効果ある?

ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑えるフィナステリド・デュタステリドの内服薬は、女性の使用が認められていません。

特に妊娠中・授乳中の方が服用すると、子どもの健康に影響を及ぼす可能性があることが報告されているため、絶対に飲まないようにしてください。

一方で、ミノキシジルは、女性の薄毛にも効果があると言われています。
女性の薄毛治療を専門に扱うクリニックでも、ミノキシジルの外用薬が処方されるケースが多いですが、詳しくは医師に相談しましょう。

薄毛治療は早めの対策が大事!オンライン診療を活用しよう

薄毛は進行性の症状のため、放置していても改善することはありません。
薄毛の進行を遅らせたい、発毛を促したいという方は、できるだけ早めに薄毛治療を始めることをおすすめします。

ユニティクリニックでは、AGA治療薬による薄毛治療を行っております。
通院による診察・処方はもちろん、男性医師によるオンライン診療も可能です。
オンライン診療なら、ご来院の必要がないのはもちろん、お電話のみで、その場ですぐに処方が受けられます。
処方したお薬は郵送でお届けするため、ご自宅で受け取りが可能です。

薄毛治療に興味がある、薄毛や脱毛が気になるという方は、ぜひユニティクリニックにお気軽にご相談ください。

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監修者

院長 髙嶋 政浩

平成元年杏林大学医学部医学科卒業
平成元年杏林大学医学部附属病院
平成8年西部総合病院皮膚科・形成外科部長 就任
平成12年大手美容外科クリニック
令和3年ユニティクリニック