2025/4/24

セックスの理想的な時間とは?挿入時間の長さに対する男女の違いを解説

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「セックスの理想的な時間って、どれくらい?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実は、挿入時間の長さに対する理想は、男女で感じ方に違いがあり、そのギャップがセックスの満足度にも影響を与えることがあります。

この記事では、セックスの時間に関する研究データや男女の違い、早漏や遅漏の改善方法まで詳しく解説します。

理想のセックス時間はどのくらい?【男女別】

理想のセックス時間については、男女で明確な違いがあるといわれています。
そのため、自分では理想的だと思っていても、パートナーは「短い」「長すぎる」と感じているかもしれません。

ここでは、ユナイテッドクリニックが男女800人を対象に行ったアンケートの結果を元に、男女間の違いや理想的なセックス時間を詳しくみていきましょう。

出典:ユナイテッドクリニック「セックスにかける理想の時間は?男女800人に対してアンケート調査を実施

前戯にかける時間

まず、セックスにおいて大切な前戯の時間についてです。
ユナイテッドクリニックの調査によると、「男性から女性に対する前戯」の理想的な時間について、男性は「10分程度」と回答した割合が最も多く、次いで「20分程度」が続きます。
一方、女性の回答でも「10分程度」が最も多いものの、「5分程度」「20分程度」と分かれる傾向が見られます。

特に20代女性は「20分程度」を理想とする割合が比較的高く、年齢によって理想の長さに違いがあることも明らかです。
一方で30代以降の女性では「5分程度」という回答が多く、時間の長さよりも内容の質を重視する傾向もあると考えられます。

セックスにおいて、前戯は長ければ長いほど良いというものではなく、「どれだけ相手を思いやって行えるか」が鍵となります。
パートナーの反応や好みに耳を傾けながら、適度な時間配分を意識しましょう。

挿入~射精までの時間

挿入から射精までのメインの時間も、男女で理想に差があります。

ユナイテッドクリニックの調査結果では、女性の多くが「10分程度」または「5分程度」を理想と答えており、あまり長すぎることを好まない傾向が見られます。

一方、男性も「10分程度」が最多ですが、「もっと長くしたい」と感じている人が約半数にのぼるという興味深い結果も出ています。
この背景には、「長時間のセックス=満足させている」という認識があるからかもしれません。

挿入から射精までの理想的な時間を整理すると、

・男性の理想:10分〜15分程度

・女性の理想:5分〜10分程度

です。 しかし、20代女性の中には「20分程度」を望む声もあり、年齢や経験によっても理想的な時間が異なることを覚えておくと良いでしょう。

セックス全体の時間

セックス全体(前戯〜挿入〜後戯)にかける理想的な時間については、「30分〜1時間」と回答した割合が、男女ともに1番多くなっています。

ただし、その割合には以下のような差があります。

・男性:約60%が「30分〜1時間」と回答

・女性:約50%が「30分〜1時間」と回答

つまり、残りの半数の女性は「もっと短くていい」または「もっと長くてもいい」と考えているということになります。
全体の満足度を高めるためには、相手の希望や体調にも配慮しながら、無理のない時間配分を意識することが大切です。

また、セックス全体の時間には、後戯(ピロートーク)も含まれます。
特に女性は、セックス後にパートナーと軽く話したり、触れ合ったりすることで安心感や満足感を得る傾向があります。
5分ほどでも構わないので、温かなコミュニケーションの時間を意識的に持つことが、関係性の向上にもつながるでしょう。

早漏・遅漏の男性のセックス時間

セックスにおける満足度は、単に挿入の有無に限らず、前戯・後戯を含む全体の流れ、そして「挿入してから射精に至るまでの時間」にも強く影響を受けます。

特に、挿入時間が極端に短い「早漏」や、逆に長すぎる「遅漏」は、パートナーの満足感を損なう一因となることもあるため、理解しておくことが大切です。

ここでは、早漏・遅漏それぞれの医学的な定義や一般的な目安、そして男女で異なる認識の違いについて詳しく解説します。

早漏の定義は挿入時間1分以内

国際性機能学会(ISSM)では、早漏を以下のように定義しています。

・ほぼ毎回、挿入前、あるいは挿入後1分以内に射精してしまう

・射精のタイミングをコントロールできない

・射精までの時間が短いことで、性行為に対する苦痛や煩わしさを感じている

参考:An Evidence-Based Unified Definition of Lifelong and Acquired Premature Ejaculation: Report of the Second International Society for Sexual Medicine Ad Hoc Committee for the Definition of Premature Ejaculation – PMC

早漏と定義される挿入時間としては、「1分以内」が目安となります。 しかし、女性約300人を対象に行った「何分以下が早漏だと思うか?」というとあるアンケート調査によると、約5割の女性が「5分以下」と回答しています。 「1分以下」と回答した女性は、全体の約4割でした。

遅漏の目安は挿入時間20分以上

遅漏は、射精までに時間がかかりすぎる、または射精できない状態を指します。
医学的に、明確な時間の定義はありません。

射精までの時間が長すぎて、本人またはパートナーが苦痛や不満を感じている場合には、適切な治療を受けるべきだと言われています。

前述の女性約300人を対象に行われたアンケート調査によると、射精までの時間が「20分以上」で遅漏だと感じる女性が約3割でした。
一方で、「30分〜60分以上」と回答した女性も約4割と個人差が大きいため、射精までの時間が長くても、お互いに満足していれば問題はないと言えるでしょう。

早漏の男性がセックス時間を伸ばすには?

挿入から射精までの時間が極端に短いと、自分自身やパートナーの満足度に影響を与えることがあります。セックスに対する自信喪失や関係性の不和につながる可能性もあるため、原因を知り、適切な対策を講じることが大切です。

ここでは、早漏の代表的な原因や対処法、医学的な治療方法について詳しく解説します。

早漏の原因

早漏の原因は主に以下の3つに分類されます。

・過敏性早漏:ペニスの感度が高く、少しの刺激で射精に至ってしまう状態

・心因性早漏:ストレスや不安、過去のトラウマなど心理的要因によるもの

・衰弱性早漏:加齢や体力の低下、筋力の衰えなどの身体的要因によるもの

これらの原因は単独で起こることもあれば、複数の要素が重なって発生している場合もあります。
「以前はコントロールできていたのに急に早漏になった」という人は、心因性と衰弱性が複合的に作用している可能性もあるため注意が必要です。

早漏の対策

軽度の早漏であれば、日常的なトレーニングや工夫で改善を目指すことが可能です。

・早漏改善トレーニング(スクィーズ法・セマンズ法)

・骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操)

・厚手のコンドームを使用する

早漏改善トレーニングとは、射精をコントロールするトレーニングのことです。
一人でできる「スクィーズ法」と、パートナーに協力してもらいながら行う「セマンズ法」があります。

また、筋力の衰えによる衰弱性早漏の場合、骨盤底筋を鍛える「ケーゲル体操」によって早漏を改善できる可能性があります。

いずれも、すぐに始められるセルフケアとして有効であり、症状が軽い場合には継続的な実践によって改善が期待できるでしょう。

早漏の治療法

セルフケアで改善が見込めない場合や、症状が深刻な場合は、医療機関での治療を検討しましょう。 早漏の治療には、以下のような方法があります。

・早漏治療薬(内服薬)の服用

・早漏治療薬(外用薬)の使用

・ED治療薬の併用

早漏治療には、内服薬の「ポゼット」と外用薬の「リドスプレー」が用いられるのが一般的です。
ポゼットは、早漏治療薬「プリリジー」のジェネリック医薬品で、SSRIという薬剤に分類されます。
神経伝達物質であるセロトニンの量を増加させることで、過度な興奮を解消し、射精までの時間を長くすることができます。

また、リドスプレーは、局所麻酔薬としても使用される「リドカイン」を主成分とした外用薬です。感度を抑えることで、早漏を改善する効果が期待できます。
ペニスに直接噴霧し、シャワーで洗い流して使用し、効果の持続時間は2時間ほどです。

また、早漏の改善に、ED治療薬の併用が効果的な場合もあります。適切な治療法はケースによって異なるため、まずは専門医に相談することが大切です。

遅漏の男性が理想のセックス時間を目指すには?

遅漏とは、射精までに極端に時間がかかる、または射精できない状態を指します。
「長く続けばいい」というわけではなく、パートナーとのバランスや満足感が重要です。

ここでは、遅漏の原因と対策、そして実際に医療機関で行われている治療法について、詳しく解説します。

遅漏の原因

遅漏の主な原因には、以下のようなものがあります。

・間違った自慰行為の習慣化

・心理的なストレスやトラウマ

・糖尿病などによる神経障害

・薬剤の副作用

「床への擦りつけ(床オナニー)」などの刺激の強い自慰行為を習慣的に続けていると、実際の性行為での刺激が不十分に感じられ、射精が困難になることがあります。

また、心理的なストレスや糖尿病による神経障害、抗うつ薬やAGA治療薬などの薬剤の副作用によっても遅漏が引き起こされるケースがあるため、注意が必要です。

これらの原因は単独の場合もあれば、複数が重なっていることもあります。
自身の生活習慣や服薬状況、ストレスの有無を振り返ることが第一歩となるでしょう。

遅漏の対策

遅漏の対策方法としては、以下が有効です。

・正しい自慰行為のやり方を身につける

・心理カウンセリングを受ける

・ストレスを軽減する

・ED治療薬を使用する

刺激の強い自慰行為が習慣化している場合は、まず自慰行為のやり方を見直す必要があります。
例えば、実際の性行為に近い刺激に慣れるために、コンドームを装着して行う「コンドーム・マス法」を試してみるのがおすすめです。

【コンドーム・マス法のやり方】

①コンドームの内側に少量のローションを入れ、なじませる

②ペニスに装着する

③ローションの潤滑性を活かして時以降を行う

また、心理的な要因で遅漏が引き起こされている場合には、カウンセリングやリラクゼーション習慣を取り入れたり、パートナーとの信頼関係を深めることも重要です。

また、勃起力の維持が難しく、それが射精に影響している場合は、ED治療薬によるアプローチも効果が期待できます。

遅漏の治療法

遅漏は、男性の性機能に関する悩みを扱うクリニック(泌尿器科や心療内科など)で治療できる場合があります。
現状、遅漏専用の治療薬は存在しないものの、以下のような治療薬が処方されることが多いです。

薬剤名 特徴
アマンタジン(シンメトレル®) パーキンソン病やA型インフルエンザの治療薬だが、遅漏治療における効果も報告されている
ブスピロン 国内未承認の抗不安薬
海外では遅漏の治療に使用されている
シプロヘプタジン(ペリアクチン®) 抗アレルギー薬
皮膚疾患を伴う蕁麻疹やアレルギー性鼻炎などの治療に用いられるが、遅漏治療における効果も報告されている

また、ED治療薬(バイアグラ、シアリスなど)との併用によって、勃起の質を向上させ、射精への到達がスムーズになることもあります。
処方は医師の判断が必要なため、自己判断で使用するのではなく、必ず専門医の診察を受けましょう。

早漏・遅漏を改善して理想のセックス時間を目指そう

理想のセックス時間は人それぞれですが、満足度を高めるにはパートナーの気持ちを尊重することが大切です。 男性側が早漏や遅漏といった悩みを抱えている場合、セックスの時間や満足度に大きな影響を与えることもあるため、適切な治療を受けることが望ましいでしょう。

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1錠からのお試し購入も可能です。

オンライン診療のご予約は専用フォームまたは電話より1分程度で完了するので、ぜひお気軽にご活用ください。

早漏・遅漏を改善して、パートナーを満足させられるセックス時間を目指しましょう。

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監修者

院長 髙嶋 政浩

平成元年杏林大学医学部医学科卒業
平成元年杏林大学医学部附属病院
平成8年西部総合病院皮膚科・形成外科部長 就任
平成12年大手美容外科クリニック
令和3年ユニティクリニック

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