2026/5/7

酸化ストレスとEDとの関係について徹底解説

Ⅰ.コラムの要点

【酸化ストレスによるEDの発症】

・酸化作用によりエネルギーを産生しており、その際に活性酸素が発生します。

・活性酸素は、細胞にダメージを与えるため、体内では「抗酸化システム」により無害化されています。

・しかし、酸化作用が抗酸化システムを上回ると「酸化ストレス」といわれ、細胞機能が大きく低下し、血管劣化・血流不全による男性機能低下・EDを誘発します。

【抗酸化システムとは】

・抗酸化システムとは、体内酵素と抗酸化物質(ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール類など)による活性酸素の無害化作用です。

【ED改善のための抗酸化物質摂取】

・「酸化ストレスによるED」の治療では、主に抗酸化物質の摂取による陰茎内血管・血流改善による陰茎機能・勃起力改善が期待できます。

・当院グループの「酸化ストレスによるED」の治療では、7つの抗酸化成分を1粒で摂取できる高リコピン配合アンチエイジングサプリメント「生涯現役」(※1)、アンチエイジング効果が期待される「低用量タダラフィル」(※2)、「メトホルミン」(※3)の毎日服用を推奨しています。

【抗酸化物質摂取とED治療薬服用の併用】

・ED治療では、毎日の根治療法(生涯現役、低用量タダラフィル、メトホルミン服用)性行為時の対症療法(ED治療薬服用)の併用が推奨されています。

上記のポイントについて以下で、詳しく説明します。

(※1)→生涯現役(前立腺がん予防リコピンサプリ)

(※2)→シアリス(タダラフィル)の毎日服用によるアンチエイジング効果を徹底解説低用量タダラフィル処方

(※3)→メトホルミンの正しい飲み方、効果や副作用を解説メトホルミンのアンチエイジング・美肌・抗がん作用について

〈メトホルミン〉

Ⅱ.体の酸化と酸化ストレスの基礎知識

1.体の酸化とは

「酸化」は、体の中で酸素を使うときに、「金属が錆びる」イメージに似た酸化作用で、「エネルギー産生」と「細胞機能を劣化」させる反応です。

(1)細胞内でのエネルギー産生

細胞の中のミトコンドリアでは、糖や脂肪酸、アミノ酸が順に酸化されて、最終的に二 酸化炭素と水になり、その過程でATPというエネルギーが作られます。このプロセス で、電子の受け渡しが大量に行われ、酸化が絶えず進行しています。

(2)活性酸素の発生と細胞ダメージ

上記の様に、細胞がミトコンドリアでエネルギーを作るときに酸素を使い、その過程で 「活性酸素」と呼ばれる反応性の高い分子が大量に生まれています。そして、活性酸素 が増えすぎると、細胞のいろいろな部分を傷つけます。

2.酸化は体のどこを傷つけるのか

活性酸素は、次のような体の構造を傷つけます。

細胞膜の脂質:脂質が酸化されると、膜がもろくなり炎症や動脈硬化につながります。そして、こうした血管・血流の劣化からED発症リスクも高まります。

DNA:DNAが酸化ダメージを受けると、DNAのコピーエラーや遺伝子変異のリスクが高まり、がんの一因になると考えられています。

タンパク質:酵素や筋肉などのタンパク質が変性し機能低下の可能性があります。

3.抗酸化システムと酸化ストレス

体は、酸化による細胞のダメージを抑制する下記の「抗酸化システム」でバランスを取っています。しかし、酸化が抗酸化を上回ると、細胞のダメージ(酸化ストレス)が大きくなってしまいます。

(1)抗酸化システム

①体内で作られる酵素
体の中で作られる下記の酵素が連携して、強い活性酸素を水や酸素など害の少ない形に分解します。

・スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)

・カタラーゼ

・グルタチオンペルオキシダーゼ など

②ビタミンなどの抗酸化物質
食事、サプリメントなどから摂取するビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール類などの抗酸化物質が、活性酸素に作用して無害化します。

(2)酸化ストレス

酸化と抗酸化のバランスがとれているときは健康上問題はありませんが、活性酸素などの「酸化する力」が、体の持つ「抗酸化力」を上回り、体のダメージが大きくなった状態のことを「酸化ストレス」と言います。本来、活性酸素は免疫などに必要ですが、多すぎると細胞や遺伝子を傷つけ、老化、生活習慣病、EDのリスク要因となります。

(3)酸化ストレスの体への影響

①老化の促進

・皮膚のシミ・しわ、たるみ

・白髪や髪のパサつき

血管の老化による動脈硬化のリスク増加

男性機能低下、血管・血流不良によるEDのリスク増加

②生活習慣病との関係

酸化ストレスの蓄積は、次のようなED発症や進行に関係します。

・動脈硬化、高血圧→血管・血流不良によるEDのリスク増加要因

・糖尿病の悪化→血管・血流不良によるEDのリスク増加要因

・脂質異常症→血管・血流不良によるEDのリスク増加要因

②細胞・遺伝子への影響

・DNAが傷つき、細胞の機能低下

・細胞死の促進

・長期的には、がんの発生リスクに関連すると考えられています。

③心や脳への影響

・脳細胞も酸化ストレスの影響を受け、認知機能低下と関連する研究があります。

・強いストレス状態や睡眠不足も酸化ストレスを増やしED要因になります。
強いストレス状態や睡眠不足はED要因

④目への影響

・白内障や加齢黄斑変性など、加齢と関連する目の病気にも酸化ストレスが関わるとされています。

(4)酸化ストレスが高まる要因

代表的には次のようなものが知られており、これらが重なると、活性酸素が増えすぎて、抗酸化システムでは追いつかなくなりやすいとされています。

・喫煙 ・過度の飲酒 ・強い紫外線 ・激しい運動や慢性的なストレス

・高血糖や脂質異常などの代謝異常

4.抗酸化物質による活性酸素の無害化

酸化ストレスによる細胞のダメージを原因とする老化、生活習慣病など様々な身体的な障害を改善する治療に、抗酸化物質による活性酸素の無害化作用が活用されます。

(1)抗酸化物質の役割

抗酸化物質とは、活性酸素などの酸化要因から体を守る物質の総称です。活性酸素は完全にゼロだとエネルギーがえられませんので困る一方で、多すぎても細胞がダメージを受けます。そこで、抗酸化物質がそのバランスを調整してくれます。主に次のような働きがあります。

・活性酸素を直接補足して無害化する

・活性酸素が引き起こす連鎖的な酸化反応を中断する

・体の中の抗酸化酵素の働きを支援する

(2)無害化のメカニズム

①直接補足して安定化

「活性酸素の直接補足」とは、多くの場合次のような意味で使われます。

・抗酸化物質が活性酸素と直接反応して、それらを無害な物質に変える作用

・その結果、細胞の脂質、たんぱく質、DNAなどが酸化されるのを防ぐ作用

ビタミンC、ビタミンE、カロテノイド、ポリフェノール類などは、この「直接補足」作用を持つ代表的な物質として知られています。

・ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール類などは、活性酸素に自ら電子を渡し、相手を安定した状態に変えてしまいます。それにより自分が酸化され、細胞膜やDNAなど大事な部分が傷つくのを防止します。

②直接補足以外の働き

抗酸化物質は、直接活性酸素を無害化するだけでなく、次のような間接的な無害化の働きも重要とされています。

・体内の抗酸化酵素の働きをサポートする

・金属イオンなどを複数の原子を同時に配位して安定化して、活性酸素が生じにくい環境をつくる

慢性炎症を抑えることで、結果的に活性酸素の発生を減らす

③連鎖反応のブレーキ

脂質が酸化されると「脂質過酸化」と呼ばれる連鎖的な反応が進み、細胞膜が壊れやすくなります。ビタミンEのような脂溶性抗酸化物質は、脂質の近くで「脂質過酸化」を途中で止めるブレーキの役割を果たします。

④抗酸化酵素のサポート

体内にはもともと、活性酸素を分解する下記の酵素が存在します。これらは、ミネラルやグルタチオンなどの物質の助けを借りて働き、活性酸素を水や酸素などの比較的無害な形に変えていきます。

・スーパーオキシドディスムターゼ

・カタラーゼ

・グルタチオンペルオキシダーゼ

⑤代表的な抗酸化物質と特徴

ビタミンC:水に溶ける、血液や細胞内で活性酸素を無害化

ビタミンE:脂に溶ける、細胞膜の脂質酸化を防ぐ

カロテノイド(βカロテン、リコピン、ルテイン):植物由来色素、光や酸化スト レスから保護(βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは、ビタミンC・ビタミンEと並んで「抗酸化ビタミン」と呼ばれています。)

ポリフェノール:植物の渋み成分、多彩な抗酸化作用

グルタチオン:体内で作られる、解毒と抗酸化の中心的役割

(3)抗酸化治療

抗酸化治療は、体の中で増えすぎた活性酸素によるダメージを軽減する治療です。下記のような治療があります。

食事で抗酸化物質を摂取する取組み

抗酸化サプリや抗酸化点滴などをうたう自由診療

生活習慣改善(睡眠改善・運動など)で酸化ストレスを減らそうとする取組み

(4)当院グループ(※4)が推奨する7つの抗酸化成分

当院グループオリジナルの高リコピン配合アンチエイジングサプリ「生涯現役」(※1)には、以下の7つの抗酸化成分を当院グループ独自の高濃度で配合しています。ED・前立腺トラブル・老化改善治療で推奨しています。

(※1)→生涯現役(前立腺がん予防リコピンサプリ)

(※4)→法人概要

①「生涯現役」のメリット

1粒に7つの抗酸化成分を医師監修で同時配合ですので、安全・お手軽・経済的です。個人の判断で7種類のサプリを別々に購入し服用する場合、過剰摂取・手間と費用の増大リスクがります。

・1粒に含まれる7つの抗酸化成分の配合割合は、製薬会社の抗酸化効果検証を踏まえ、最も抗酸化効果のある割合で7つの抗酸化成分を配合しております。配合については、当院グループ独自のため、特許申請中で、他にはありません。

②7つの抗酸化成分

【1:ビタミンA(β-カロテン)
天然成分で、活性酸素によって電子のバランスが崩れた酸素に、電子を与えて通常の酸素に戻す働きがあります。「生涯現役」に配合。

【2:ビタミンC
水溶性で、水分の多い部分で活性酸素を無害化する働きがあります。他の抗酸化物質(ビタミンEなど)が酸化した際に、再び抗酸化力を発揮できるように還元する役割も果たします。「生涯現役」に配合。

【3:ビタミンE(トコフェロール類、トコトリエノール類)】
脂溶性のビタミンで、細胞膜の脂質が酸化するのを防ぐことで、細胞膜を保護する重要な働きをします。「生涯現役」に配合。

【4:ポリフェノール
植物の色素に含まれる成分で、電子が奪われやすい性質を持つため、強い抗酸化力を持っています。血管や血液中のコレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化の予防にも役立つとされます。クルクミンが属し、「生涯現役」に配合。

【5:カロテノイド(リコピン)

【6:カロテノイド(フィトエン + フィトフルエン)
緑黄色野菜やフルーツの黄色、オレンジ、赤色の色素成分。特にパプリカ、トマト、ほうれん草、みかん等に多く含まれます。カテロイドには活性酸素のエネルギーを吸収して失活させる働きがあり、リコピン、フィトエン + フィトフルエンが属し、「生涯現役」に配合。リコピンは、カロテノイドの中でも活性酸素を無害化 する力が高いとされています。

【7:ミネラル類(セレン)】
セレンは必須ミネラルで、体内で主に「酵素」の一部として働きます。特に重要なのが、グルタチオンペルオキシダーゼという抗酸化酵素の材料になることです。「生涯現役」に配合。

Ⅲ.EDの基礎知識

1.3タイプのEDと酸化ストレスの関係

(1) 器質性ED

血管、神経、ホルモンなど「体の病気や変化」が原因で起こるタイプです。

酸化ストレスが原因である糖尿病、高血圧、心臓病、加齢、ED、喫煙、運動不足などと関係しているとされます。

EDの初期症状としての「朝立ち」も弱くなったり、回数が減りやすくなります。

(2) 心因性ED

・ストレスや不安、人間関係、過去の性行為失敗体験など「心の要因」が中心で起こるタイプです。

・朝立ちはあるのに、性行為の場面だけうまくいかないことが多いです。

(3)混合性ED

・心因性と器質性が両方関わっているタイプです。

・最初は体の原因が少しだったのに、うまくいかなかった経験が重なって不安が強くなり、悪循環になることもあります。

(4)その他

・服用している薬の影響で勃起しにくくなるタイプ(薬剤性ED)です。

・一部の抗うつ薬や降圧薬、前立腺の薬などがきっかけになる場合があります

2.勃起力の低下原因と酸化ストレスの関係

(1)主な低下原因分類

勃起力の低下は、主に次の三つが複合して発症することが多いです。

・身体的な原因

・心理的な原因

・生活習慣や環境の原因

(2) 身体的な原因

酸化ストレスが関係する血管、神経、ホルモンなどの体調悪化が影響します。

酸化ストレスが関係する加齢による血管の老化

酸化ストレスが関係する高血圧、糖尿病、脂質異常などによる血流の悪化

・心臓や血管の病気

男性ホルモン(テストステロン)の低下

前立腺や泌尿器の病気や手術の影響

・一部の薬の副作用(血圧の薬、抗うつ薬など)

(3)心理的な原因

心の状態も影響します。

・パートナーとの関係のストレスや不安

・過去にうまくいかなかった性行為経験からの「また失敗するかも」という不安

・仕事や家庭の強いストレス

・うつ状態や気分の落ち込み

(4)生活習慣や環境の原因

以下の日々の習慣や体調も関わります。

・喫煙や多量の飲酒 ・睡眠不足や慢性疲労 ・運動不足や肥満 

・不規則な生活リズム ・過激なポルノ・自慰行為の強度な刺激

3.「酸化ストレスによるED」の発症

(1) 酸化ストレスとは

酸化ストレスは、活性酸素が増えすぎて体の抗酸化力で処理しきれなくなった状態のことで、細胞や血管、神経などが少しずつ損傷していきます。

(2) 酸化ストレスとEDの関係

①酸化ストレスによる悪影響の概要
勃起には「血管」「神経」「ホルモン」が関わるので、どれかが傷つくとED発症のリスクが高まります。
酸化ストレスには、次のようなED発症リスクを高める悪影響があるとされています。

・血管の内側(内皮細胞)を傷つけ、柔らかさや弾力を失わせる

・一酸化窒素(NO)という、陰茎の血管を広げる物質の働きを弱める

・動脈硬化を進め、陰茎へ十分な血液が届きにくくなる

その結果、勃起に必要な血流が十分に増えず、EDになりやすくなります。
②酸化ストレスによる悪影響の詳細
【酸化ストレスによる血管内皮機能の低下】
EDにとって最も重要なのは陰茎の血管内皮細胞が作る「一酸化窒素(NO)」です。

・NOは平滑筋をゆるめ、血管を拡張させ、陰茎に血液を流し込む役割を持つ

・酸化ストレスが増えると、NOが不安定・分解されやすく、十分に働けなくなる

・その結果、勃起に必要な血流増加が起こりにくくなり、ED発症や悪化につながる

【酸化ストレスによる血管のダメージ】

酸化ストレスは、動脈硬化の悪化リスクを高めます。

血管の内膜が傷つき、コレステロール沈着や炎症が進みやすくなる

血管の弾力が落ちて狭くなり、陰茎へ送られる血流が不足する

・こうした悪化が続くと、EDが重症化していくリスクがある

【酸化ストレスによる平滑筋・神経への悪影響】

・陰茎内部の平滑筋細胞が酸化ストレスで障害されると、うまく弛緩できなくなる

・勃起に関わる末梢神経も、酸化ストレスに弱く、傷つくと刺激が伝わりにくくなる

【酸化ストレスによる代謝異常を原因とするED悪化の悪循環】

酸化ストレスが高いと代謝のバランスが崩れやすくなり、さらに酸化ストレスが増大します。

・インスリンが効きにくくなりやすい

・脂質代謝が乱れ、中性脂肪や悪玉コレステロールが増えやすい

・ミトコンドリア機能低下でエネルギー産生が落ちる

・すると今度は、代謝異常そのものが新たな酸化ストレスを生み出し、さらに状態を悪くするという悪循環が起こります。

〈慢性炎症との関係〉
酸化ストレスは炎症を起こす物質を増やし、体内で弱いけれど続く「慢性炎症」が生じやすくなります。慢性炎症が続くと免疫細胞からも活性酸素が出るため、さらに酸化ストレスが増大し、また炎症が悪化するという関係になります。
〈悪循環のプロセス〉
酸化ストレス上昇
→代謝異常・慢性炎症が進む
→代謝異常・慢性炎症からさらに活性酸素や炎症物質が増大
酸化ストレスが更に高まる
このようなサイクルが続くと、生活習慣病や動脈硬化、老化、EDの加速などにつながると考えられています。
〈悪循環を断ち切るための対策〉
悪循環を断ち切る一般的な対策としては、次のような生活習慣改善対策があります。治療面での改善策として、抗酸化物質を摂取する医学的対策があります。

抗酸化物質対策抗酸化物質を食事、サプリメントで摂取を増やす

食事対策:過度なカロリーや糖質・脂質のとり過ぎを控える

運動対策:軽い有酸素運動などでミトコンドリア機能を保つ

睡眠対策:睡眠不足や強いストレスを減らす習慣づくり

  

4.「酸化ストレスによるED」の治療

(1)「酸化ストレスによるED」の発症

EDの一因として、陰茎の血管や神経が「酸化ストレス」で傷むことが知られています。酸化ストレスが高いと、次のようなことが起こり、EDを発症しやすくなります。
糖尿病、高血圧、喫煙、肥満、睡眠不足、ストレスなどが酸化ストレスを高めます。

・血管内皮の機能低下により、一酸化窒素(NO)の産生が減る

・NOが減ることで、血管拡張が起こりにくくなる

・結果として、勃起に必要な血流が十分に増えない

(2)主な抗酸化物質と期待される効果

以下は「EDと血管機能」に関連しているとされる代表的な抗酸化物質です。

ビタミンC:活性酸素除去、ビタミンE再生補助、NOの働きを守る可能性

ビタミンE:脂質の酸化防止、細胞膜保護、血管内皮の保護に寄与する可能性

カロテノイド(リコピン、βカロテン):質酸化抑制、動脈硬化進行の抑制に関与、間接的に血流改善に寄与する可能性、βカロテンは体内でビタミンA に変換

ポリフェノール:抗酸化・抗炎症作用、血管内皮機能の改善の可能性

コエンザイムQ10:ミトコンドリア機能補助、抗酸化作用、血管機能や疲労感改善の可能性

L-アルギニン:血管拡張作用のある一酸化窒素NOの材料として作用、NO産生を増やし、勃起改善の可能性

シトルリン:体内でアルギニンに変換、アルギニンが持続的にNO産生を助ける

(3)抗酸化物質の限界と注意点

・抗酸化サプリだけでEDが治るというエビデンスはありません。

・大量摂取は逆に健康リスクになることもあり、注意が必要です。

・他の薬との相互作用や、持病との関係もあるため、医師に相談ください。

(4)抗酸化物質の効果を高めるための生活習慣改善

酸化ストレスによるEDの改善策では、抗酸化物質の摂取だけでなく、次のような見直しが重要です。

・禁煙、節酒、体重コントロール、有酸素運動と筋トレの習慣化、睡眠の質の改善

・糖尿病・高血圧・脂質異常症などの治療、

ED治療薬など医師によるED治療

抗酸化物質は、こうした土台を整えたうえでの「ED改善サポート」として摂取することをお勧めします。

Ⅳ.抗酸化効果による当院グループのED治療

当院グループでは、「酸化ストレスによるED」の治療として、下記を推奨しています。

・アンチエイジング薬「低用量タダラフィル」(※2)

・高リコピン配合アンチエイジングサプリメント「生涯現役」(※1)

・アンチエイジング薬「メトホルミン」(※3)

(※1)→生涯現役(前立腺がん予防リコピンサプリ)

(※2)→シアリス(タダラフィル)の毎日服用によるアンチエイジング効果を徹底解説低用量タダラフィル処方

(※3)→メトホルミンの正しい飲み方、効果や副作用を解説メトホルミンのアンチエイジング・美肌・抗がん作用について

1.アンチエイジング薬「低用量タダラフィル」(※3)の抗酸化効果

ED治療の根治療法として最近注目され人気のある治療薬です。

(1)「低用量タダラフィル」のメリット

・タダラフィルの血管・血流改善作用により陰茎血管・血流が改善し、陰茎組織・機能の改善効果・勃起力・EDの長期的視点での根本改善が期待されています。

・陰茎組織・機能の改善効果・勃起力の長期的視点での根本改善効果により、性行為時に服用のED治療薬の勃起効果向上が期待できます

(2)タダラフィルのアンチエイジング効果

最近タダラフィルについて、新しい効果である「アンチエイジング効果」が注目を浴びるようになってきました。

①アンチエイジング作用
タダラフィルには、血管内皮細胞機能を改善し、血管を若返らせる「アンチエイジング作用」の可能性が高いことが分かってきています。こうして血管内皮細胞の若返りにより、生活習慣病の発症を抑制し、これが体の老化防止=アンチエイジングにつながります。

②アンチエイジングのメカニズム
血管内皮細胞の機能を高める治療において、タダラフィルは、PDE-5のcGMP(環状グアノシン一リン酸)を分解する働きを抑制することで、cGMPを増加させます。そしてcGMPの作用である「体内全ての細胞の細胞内情報を伝達する作用」と「動脈硬化につながる細い血管の血管内皮機能低下に対し、血管内皮機能を高める作用」によって全身のアンチエイジング効果が期待されています。

③アンチエイジング研究報告
アメリカやEUでは、タダラフィルのアンチエイジング効果について臨床試験が行われています。その中で、心血管系リスクのある男性がタダラフィル20mgを4週間継続摂取したところ、血管内皮細胞の機能を評価する血流依存性血管拡張反応が有意に改善し、この効果は摂取中止後2週間後も継続したという報告(※5)があります。

(※5)→Chronic treatment with tadalafil improves endothelial function in men with increased cardiovascular risk - PubMed (nih.gov)

④アンチエイジング効果

【全身の老化防止効果】cGMP(環状グアノシン一リン酸)は心血管系だけでなく、脳神経系を含め、全ての細胞の正常化を促す細胞内情報伝達物質としての役割を担って います。タダラフィルは、PDE-5のcGMP(環状グアノシン一リン酸)を分解する働きを抑制することで、cGMPを増加させます。したがって、タダラフィルは全身のアンチエイジング効果が期待されます。

【血管の老化防止】タダラフィルには、血管拡張作用があるため血流をスムーズにし血 管へのコレステロール沈着や血栓の発生を予防し、全身の血管(内皮細胞)の若返り、健康増進効果が期待できます。心血管リスク(狭心症や心筋梗塞など)、の軽減に効果があるとも言われています。

【テストステロン産成増加】タダラフィルの血管拡張作用・血流促進作用により筋肉血流量も増加するため、筋力トレーニングによる筋力向上にも効果的で筋量増加に伴い男性ホルモン(テストステロン)量も上昇します。テストステロンの効果として性欲・精力増強、男性更年期障害改善、記憶力・集中力向上、やる気充満・精神安定、
骨格・筋肉増強、生活習慣病予防などの若返り効果が期待できます。

【酸化ストレス低減】体に取り込まれた栄養素の多くは細胞の中にあるミトコンドリアで酸化され、活性酸素が発生します。活性酸素の多くは、それを除去する酵素や抗酸化剤で消去されます。しかし、過度な運動や運動不足、偏った食事、喫煙などの不健康な生活習慣などによって、活性酸素の生成と消去のバランスがくずれると酸化ストレスが生じます。そして、酸化ストレスにより活性酸素が細胞を攻撃すると、細胞膜の脂質が酸化し、細胞での栄養と老廃物の代謝が阻害されます。また、細胞の核が損傷すると細胞が死滅したり、悪玉(LDL)コレステロールが酸化されると血管の老化 を促進します。

このように活性酸素は細胞を傷つけたり死滅させることによって老化を促進するという ことが分かっています。こうした酸化ストレスに対して、タダラフィルは、酸化ストレス軽減に寄与するとの基礎実験報告(※6)がありますので、アンチエイジング効果が期待できます。

(※6)→Efficacy of Tadalafil Therapy and Changes in Oxidative Stress Levels in Male Patients with Lower Urinary Tract Symptoms and Overactive Bladder - PubMed (nih.gov)

2.高リコピン配合アンチエイジングサプリメント「生涯現役」(※1)の抗酸化効果

当院グループオリジナルの高リコピン配合アンチエイジングサプリメント「生涯現役」 には、以下の7つの抗酸化成分を当院グループ独自の高濃度で配合しています。前立腺 トラブル・アンチエイジング・ED改善治療で推奨しています。特に、前立腺トラブル 軽減効果が特徴です。

(※1)→生涯現役(前立腺がん予防リコピンサプリ)

(1)「生涯現役」のメリット

1粒に7つの抗酸化成分を医師監修で同時配合していますので、安全・お手軽・経済的です。個人の判断で7種類のサプリを別々に購入し服用する場合、過剰摂取・選定入手の手間と費用の増大リスクがります。

・1粒に含まれる7つの抗酸化成分の配合割合は、製薬会社の抗酸化効果検証を踏まえ、最も抗酸化効果のある割合で7つの抗酸化成分を配合しております配合については、当院グループ独自のため、特許申請中です。

・7つの抗酸化成分を高濃度で配合していますので、アンチエイジング・ED改善だけでなく、前立腺トラブル軽減効果も期待できます。

(2)「生涯現役」に含まれる7つの抗酸化成分

ビタミンA(β-カロテン)
天然成分で、活性酸素によって電子のバランスが崩れた酸素に、電子を与えて通常の酸素に戻す働きがあります。「生涯現役」に配合。

ビタミンC
水溶性で、水分の多い部分で活性酸素を無害化する働きがあります。他の抗酸化物質(ビタミンEなど)が酸化した際に、再び抗酸化力を発揮できるように還元する役割も果たします。「生涯現役」に配合。

ビタミンE(トコフェロール類、トコトリエノール類)
脂溶性のビタミンで、細胞膜の脂質が酸化するのを防ぐことで、細胞膜を保護する重要な働きをします。「生涯現役」に配合。

ポリフェノール
植物の色素に含まれる成分で、電子が奪われやすい性質を持つため、強い抗酸化力を持っています。血管や血液中のコレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化の予防にも役立つとされます。クルクミンが属し、「生涯現役」に配合。

カロテノイド(リコピン)

カロテノイド(フィトエン + フィトフルエン)
緑黄色野菜やフルーツの黄色、オレンジ、赤色の色素成分。特にパプリカ、トマト、ほうれん草、みかん等に多く含まれます。カテロイドには活性酸素のエネルギーを吸収して失活させる働きがあり、リコピン、フィトエン + フィトフルエンが属し、「生涯現役」に配合。リコピンは、カロテノイドの中でも活性酸素を無害化する力が高いとされています。

⑦ミネラル類(セレン
セレンは必須ミネラルで、体内で主に「酵素」の一部として働きます。特に重要なのが、グルタチオンペルオキシダーゼという抗酸化酵素の材料になることです。「生涯現役」に配合。

3.アンチエイジング薬「メトホルミン」(※3)の抗酸化効果

メトホルミンは、本来は血糖を下げる糖尿病治療薬ですが、細胞の酸化ストレスを減らす作用が報告されています。ただし、ビタミンCのような直接的な抗酸化物質というよりも、細胞の代謝を調整して結果的に酸化ストレスを下げる薬というイメージです。アンチエイジング・ED改善効果、ダイエット効果、美肌効果の3つの効果が同時に期待できるのが特徴です。

(※3)→メトホルミンの正しい飲み方、効果や副作用を解説メトホルミンのアンチエイジング・美肌・抗がん作用について

(1)「メトホルミン」のメリット

・抗酸化作用によるアンチエイジング・ED改善の可能性が期待されています。

・抗糖化作用によるダイエット効果が期待されています。

・抗酸化作用による美肌効果が期待されています。

(2)主な抗酸化効果とメカニズム

①ミトコンドリアでの作用
メトホルミンはミトコンドリアの呼吸鎖複合体に弱くブレーキをかけることで、活性酸素の発生をある程度抑えると考えられています。その結果として、過剰な活性酸素による細胞ダメージを軽くする可能性があります。

②AMPキナーゼ活性化
メトホルミンは細胞内のエネルギーセンサーであるAMPキナーゼ酵素を活性化します。AMPキナーゼが働くと、脂質代謝の改善や炎症反応の抑制などが起こり、間接的に酸化ストレスも減りやすくなります。

③抗酸化防御システムのサポート
メトホルミンにより、

抗酸化酵素(SOD、カタラーゼなど)の発現や活性が上がる

酸化ストレス指標(脂質過酸化など)が低下する

といった研究報告もあり、細胞の防御力を高める作用の可能性が示されています。

(3)メトホルミンのED改善効果

メトホルミンは、糖尿病治療薬として広く使われていますが、「奇跡の薬」とも呼ばれ、近年アンチエイジング効果にも注目が集まっています。

①ブドウ糖生成・吸収抑制による血糖値の安定化(抗糖化作用)

・抗糖化作用によるアンチエイジング効果→男性機能若返り・ED改善

・肝臓でのブドウ糖生成抑制→(糖尿病予防による)陰茎血管・血流改善

・腸でのブドウ糖吸収減少→(糖尿病予防による)陰茎血管・血流改善

・インスリン感受性の向上→(糖尿病予防による)陰茎血管・血流改善

②抗酸化作用

・活性酸素の抑制→抗酸化作用による男性機能若返り・ED改善

③筋肉への効果

・勃起関連筋肉の老化細胞を減らす→ED改善

・勃起関連筋肉の回復力向上、筋量減少予防→ED改善

4.ED根治療法とED対症療法の併用

従来は、ED治療と言えば「バイアグラなどのED治療薬」の服用による、性行為時の一時的勃起促進が主流でした。当院グループでは、最新の医学技術の進展を踏まえ、EDの治療として、以下の根治療法と対症療法の併用を推奨しています。

(1)ED根治療法とED対症療法

①ED根治療法

・時間をかけて、EDの根本原因からの改善を目指す治療

・当院グループED治療では、低用量タダラフィル、生涯現役、メトホルミン を推奨

②ED対症療法

・根本原因からの改善ではなく、ED症状の一時的軽減を目指す治療

・当院グループED治療では、性行為時の一時的勃起促進対策として、ED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリスなど)を推奨

(2)根治療法と対症療法の併用例

①毎日

低用量タダラフィル、生涯現役、メトホルミンを選択して服用

抗酸化作用による老化抑制・男性機能改善・ED改善の根本治療に取り組む

②性行為時

ED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリスなど)を服用

性行為時の確実な勃起を促進

③併用効果

加齢による男性機能・勃起力の低下抑制・改善が期待できる

ED治療薬の勃起効果の増大が期待できる

(3)低用量タダラフィル、生涯現役、メトホルミンの選択ポイント

①第1選択:低用量タダラフィル

・低用量タダラフィルの血管・血流改善効果により、EDの根本原因である陰茎内血管・血流の改善、勃起力の改善が期待できる

・当院グループの再診患者様からは、朝立ちが復活したので継続服用する」という声があります。

②第2選択(低用量タダラフィルを併用しながら):生涯現役またはメトホルミン

前立腺トラブル軽減生涯現役

アンチエイジング強化(ダイエット・美肌効果もあり)→メトホルミン

《最後に》

当院は、10年以上の診療実績、100万件以上の診療件数があり、全国10院からなるユナイテッドクリニック・グループ(※1)に所属しております。ユナイテッドクリニック・グループでは豊富な治療経験に基づく安全性・有効性・経済性に配慮したED治療(※7)を目指しております。多角的なED治療(※8)によって、EDにお悩みの患者様に寄り添うことを目指しております。EDでお悩みの場合は、お一人で悩まず、当院の専門医師に、お気軽にご相談ください。また、「来院不要、診察料無料・即日受診・最短即日発送可能な、スマホでのオンライン診療」(※9)では、各種の優待制度で皆様のお問い合わせ・ご予約を心よりお待ちしております。

(※7)→安全性・有効性・経済性に配慮したバイアグラの入手方法を解説

(※8)→前立腺肥大症とEDの関係、多角的ED治療を徹底解説

(※9)→オンライン診療(電話診療)ED治療のオンライン診療とは?バイアグラやレビトラなど処方可能な治療薬も紹介

《出典》

(※1)→生涯現役(前立腺がん予防リコピンサプリ)

(※2)→シアリス(タダラフィル)の毎日服用によるアンチエイジング効果を徹底解説低用量タダラフィル処方

(※3)→メトホルミンの正しい飲み方、効果や副作用を解説メトホルミンのアンチエイジング・美肌・抗がん作用について

(※4)→法人概要

(※5)→Chronic treatment with tadalafil improves endothelial function in men with increased cardiovascular risk - PubMed (nih.gov)

(※6)→Efficacy of Tadalafil Therapy and Changes in Oxidative Stress Levels in Male Patients with Lower Urinary Tract Symptoms and Overactive Bladder - PubMed (nih.gov)

(※7)→安全性・有効性・経済性に配慮したバイアグラの入手方法を解説

(※8)→前立腺肥大症とEDの関係、多角的ED治療を徹底解説

(※9)→オンライン診療(電話診療)ED治療のオンライン診療とは?バイアグラやレビトラなど処方可能な治療薬も紹介

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監修者

院長 髙嶋 政浩

平成元年杏林大学医学部医学科卒業
平成元年杏林大学医学部附属病院
平成8年西部総合病院皮膚科・形成外科部長 就任
平成12年大手美容外科クリニック
令和3年ユニティクリニック

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