2025/12/26

メディカルダイエットによるED改善について徹底解説

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Ⅰ.ダイエットによるED改善のポイント

1.ダイエットによるED改善効果

肥満は体の内側から勃起に必要な血管、神経、ホルモン機能などに悪影響を与えるため、EDを引き起こす主な原因の一つとされています。そのため、ダイエットにより肥満改善・体重減少によりED症状の改善が期待できます。

2.メディカルダイエット

(1)メディカルダイエットとは

ED改善効果が期待できる体重減少対策として、医学に基づくダイエット治療(メディカルダイエット)が広く行なわれています。メディカルダイエットとは、医師の指導を受けながら肥満治療を受けることです。過度なトレーニングや食事制限なしで取り組める、医師の指導による医学的根拠に基づくダイエットです。

(2)当院グループ推奨のメディカルダイエット薬

当院が所属するユナイテッドクリニックグループ(以下「当院グループ」(※1))で は、ダイエット効果が期待できる服用薬として「リベルサス」「メトホルミン」「防風 通聖散」「ルセフィ」を推奨しています。

(※1)→法人概要

(3)当院グループ推奨のダイエット薬の選択基準

リベルサスダイエット効果の即効性を望む方

メトホルミン穏やかなダイエット効果、アンチエイジング効果を望む方

防風通聖散リベルサスによる便秘の軽減、穏やかなダイエット効果を望む方

ルセフィリベルサスのダイエット効果補強、穏やかなダイエット効果を望む方

Ⅱ.ダイエットによるED改善

肥満とED(勃起不全)には深い関係があります。肥満は体の内側から勃起に必要な血管、神経、ホルモン機能などに悪影響を与えるため、EDを引き起こす主な原因の一つとされています。健康的な体重を維持することは、ED対策として非常に重要です。

1.肥満がEDを引き起こすメカニズム

肥満がEDにつながる主なメカニズムは以下の通りです。

(1)血管への影響

肥満によりインスリン抵抗性や動脈硬化が進行し、陰茎への血流が不足します。勃起には十分な血流が必要不可欠です。

(2)男性ホルモンの低下

肥満は、男性ホルモンであるテストステロンの分泌を減少させます。テストステロンの低下はEDだけでなく、男性の生活の質にも影響を与えます。

(3)神経への影響

肥満は末梢神経にダメージを与え、勃起に必要な神経信号が陰茎に届きにくくなることがあります。

2.ダイエットによるED改善効果の報告

ダイエット、特に肥満者が健康的な減量に取り組むことで、EDが改善する可能性が高いことが示されています。

(1)肥満によるED発症の報告

①ED男性の79%について、BMIが25〜30 kg/m2の範囲なら1.5倍、30 kg/m2を超えると性機能障害のリスクが3倍高くなるとの報告(※2)があります。

②BMIはED男性で非ED男性よりも高く、正常体重男子と比較して、肥満男性は潜在的なEDリスクが高く、肥満と中等度/重度のED重症度との正の相関があるとの報告(※3)があります。

③腹部肥満男性の73%にEDが認められたとの報告(※4)があります。

(2)体重減少・ダイエットのED改善効果の報告

①体重を10%減らすと約30%の男性でED改善されたとの報告(※5)があります。

②BMIを30kg/m2から25 kg/m2に変える体重減少の場合、テストステロン(男性ホルモン)が13%増加するとの報告(※6)があります。

(※2)→[肥満―男性勃起不全の重要なリスク因子] - PubMed

(※3)→BMIと勃起不全の関連:男性を対象とした横断面研究 - PubMed

(※4)→腹部肥満患者における勃起不全、テストステロン欠乏症候群および代謝症候群の発生。十分なテストステロンレベルはどこにあるのでしょうか?- PubMed(パブリックメッド)

(※5)→肥満男性における生活習慣の変化が勃起不全に与える影響:ランダム化比較試験 - PubMed

(※6)→男性における肥満と血清テストステロン状態の因果関係:双方向メンデルランダム化解析 - PubMed

3.注意が必要なダイエット方法

以下のような極端なダイエットはEDを悪化させる可能性もあるため注意が必要です。 安心で効率的な医師の指導に基ずくメディカルダイエットをお勧めします。

(1)糖質制限

極端な糖質制限は血管機能の低下を招き、かえってEDを悪化させる可能性があります。医師の指導の下、適切に行うことが重要です。

(2)過度なカロリー制限

長期的な過度なカロリー制限は、テストステロンの生成を抑制し、ホルモンバランスを乱すことがあります。

(3)低タンパク質ダイエット

タンパク質不足は筋肉量の減少を招き、間接的にテストステロンレベルに影響を与える可能性があります。

Ⅲ.ED改善効果が期待できるメディカルダイエット

ED改善効果が期待できる体重減少対策として、医学に基づくダイエット治療(メディカルダイエット)が広く行なわれています。メディカルダイエットとは、医師の指導を受けながら肥満治療を受けることです。過度なトレーニングや食事制限なしで、医師の指導による医学的根拠に基づくダイエットです。

1.メディカルダイエットの種類

体重や脂肪を減らすため、医療機関で薬や医療機器を使用します。メディカルダイエットの種類は主に以下の2つに大別されます。

体重減少目的 飲み薬、自己注射、漢方薬
局所的脂肪減少目的 医療機器(★)医療機関での注射治療(脂肪溶解など)

(★)→HIFU:高密度焦点式超音波。脂肪溶解を目的として行われる。

体重を減らすための薬は、ほとんどが食欲減退や満腹感の持続作用を持つ糖尿病治療薬です。自宅で使用できるため試しやすく、近年話題になっているダイエットです。以下では、体重減少目的の「飲み薬」によるメディカルダイエットについて解説します。

2.当院グループ(※1)のメディカルダイエット

(1)薬剤比較

ダイエット
の種類
薬剤種類
「薬剤名」
体重減少メカニズムの違い
ビグア
ナイド薬
ダイエット
ビグア
ナイド薬
「メトホルミン」
ビグアナイド薬は糖新生(肝臓で乳酸から糖が作られること)を抑えることで血糖を下げます。
他にも消化管からの糖の吸収抑制、筋肉などでのインスリンの働き強化によっても血糖を下げます。
インスリン分泌促進を伴いませんので、インスリン分泌促進効果のあるリベルサスとの併用は可能です。
GLP-1
ダイエット
GLP-1製剤
「リベルサス」
リベルサスは、有効成分セマグルチド(GLP-1受容体作動薬)が、
食後のインスリン分泌を促進し、グルカゴンの分泌を抑制し血糖値を調整する経口の薬剤です。
リベルサスは、主に3つの効果による体重減少効果が期待できるため、メディカルダイエット治療にも応用されています。
〈食欲を抑制作用〉リベルサスは、視床下部の満腹中枢に作用し、食欲を抑制し、食事量が自然に減少し、体重減少が期待されます。
さらに、胃の蠕動運動を抑制することで、食べ過ぎ防止効果も期待できます。
〈満腹感持続作用〉リベルサスは、胃腸の働きを抑制することで、少量の食事でも満腹感を感じやすくします。
これにより、食事量を減らしつつも満足感を得ることができダイエットが継続しやすくなります。
また、食後の血糖値の急激な上昇を防ぎ、満腹感を長時間維持する効果に期待できます。
これにより食事の間隔が長くなり、食べ過ぎを防ぐことができます。
〈基礎代謝(脂肪燃焼)促進作用〉リベルサスは、褐色脂肪細胞に作用し、基礎代謝(脂肪燃焼)を促進させる効果を期待できます。
リベルサスによって褐色脂肪細胞の活性が高まり、カロリーを燃焼しやすい体質へと改善され、体重減少を促進します。
SGLT2
阻害薬
ダイエット
SGLT2阻害剤
「ルセフィ」
ルセフィ(一般名:ルセオグリフロジン)は2型糖尿病の治療薬で、「SGLT2阻害薬」という種類の薬に分類されます。
〈糖質カット作用〉ルセフィは2型糖尿病の治療薬ですが、
過剰な糖を尿中に排泄する作用をもつことから、メディカルダイエット治療にも応用されています。
ルセフィを服用すれば、食事から摂取した糖が尿と一緒に排出されるため、実質的に糖質制限をしている状態といえます。
そのため、食事を極端に減らさなくても体重減少効果が期待できます。
漢方薬
ダイエット
防風通聖散
(医療用)
防風通聖散(ボウフウツウショウサン)は、漢方の古典である『宣明論』に記載されている漢方薬で、
肥満症で便秘がちな人によく用いられ、
発汗・利尿・便通作用等により「高血圧や 肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘」、
肥満体質」等を改善します。
当院処方の『ツムラ漢方防風通聖散エキス顆粒(医療用)』は、
防風通聖散から抽出したエキスより製した服用しやすい顆粒(医師による処方箋が必要な「医療用医薬品」)です。

(2)服用目的による薬剤比較例

服用目的 当院処方の薬剤(1錠価格)
リバウンドも考慮した長期継続的ダイエット メトホルミン、リベルサス、ルセフィ
費用の安いダイエット(1錠初診価格) メトホルミン 約66円
リベルサス 3mg 約216円、 7mg 約503円、14mg 約933円
防風通聖散 165円
ルセフィ 390円
空腹等のストレスがないダイエット 体重減少作用が多いリベルサス
穏やかな効果でのダイエット メトホルミン、ルセフィ、防風通聖散

Ⅳ.当院グループ(※1)推奨のメディカルダイエット薬

1.リベルサス(詳しくは※7参照)

リベルサスは、主に2型糖尿病の治療に用いられる経口薬で、GLP-1受容体作動薬の一種です。有効成分は「セマグルチド」で、インスリン分泌の促進、食欲抑制、胃の動きを調整する効果があります。

(※7)→リベルサス錠処方、
リベルサスの効果とは?痩せる仕組み、痩せない理由を解説、
GLP-1ダイエットの効果や副作用を徹底解説

(1)リベルサスの特徴

①経口投与:1日1回服用。注射が苦手な方でも利用しやすいのが特徴です。

②GLP-1受容体作動薬:体内のGLP-1というホルモンに似た作用を持ち、血糖値が高いときにインスリンの分泌を促して血糖値を下げます。また、食欲を自然に抑える効果も期待できます。

③体重減少効果:血糖値コントロールの改善によって空腹感が抑えられるため、体重減少につながる可能性があります。海外では肥満治療目的での使用例もありますが、国内では2型糖尿病治療薬として承認されており、肥満治療目的での使用は「適応外使用」となります。

(2)リベルサスのダイエット効果の補強

リベルサス服用後1~2ヵ月でダイエット効果が感じられるも、3~6ヵ月後に停滞期が発現する場合があります。そうした場合に、ダイエット作用がリベルサスと異なるルセフィを併用すると、ダイエット効果を加速する効果が期待できます。

(3)服用方法と注意点

リベルサスの効果を最大限に引き出すためには、正しく服用することが重要です。

参照:リベルサス服用後の二度寝がダメな理由とは?低血糖の危険性について解説

①服用タイミング:起床後すぐの空腹時に、コップ約半分(約120mL以下)の水で1錠服用します。

②服用後の注意:服用後は少なくとも30分間、飲食や他の薬の服用を避ける必要があります。これは、リベルサスの有効成分の吸収に食事、飲水量、絶食時間が大きく影響するためです。

③用量:通常は1日1回3mgから開始し、効果を見ながら7mg、14mgへと増量することがあります。

④保管方法:吸湿性が強く光に不安定なため、PTPシートから取り出さずに室温で保管してください。

(4)副作用とリスク

リベルサスは比較的副作用の少ない薬とされていますが、以下のような症状が見られることがあります。

参照:リベルサスの副作用とは?ダイエット目的の服用で注意したいこと

①消化器症状:胃の不快感、吐き気、下痢、便秘、お腹の張りなど。服用開始時や増量直後に出やすい傾向がありますが、数日から数週間で落ち着くことが多 いです。

②低血糖:単独使用では重い低血糖のリスクは低いですが、他の糖尿病薬と併用する場合は注意が必要です。動悸、冷や汗、体の震えなどの症状が現れることがあります。

③稀な重篤な副作用:急性膵炎(激しい上腹部の痛み、背中の痛み)、胆嚢炎などが報告されています。

④その他:妊娠中・授乳中の服用は推奨されず、18歳未満や糖尿病患者(状況による)、利尿剤や精神安定剤を使用している方など、服用を禁止する場合もあるため、医師との相談が不可欠です。

2.メトホルミン(詳しくは※8参照)

メトホルミンは、2型糖尿病の治療に用いられるビグアナイド系の血糖降下薬です。肝臓で糖が作られるのを抑え、筋肉での糖の利用を促進することで血糖値を下げます。インスリンの分泌を必要としないため、インスリンの効きが悪い「インスリン抵抗性」を持つ方に特に効果的とされています。

(※8)→ダイエット:メトホルミン処方 │ 効果・副作用・ダイエット作用と正しい飲み方
→アンチエイジング:メトホルミンのアンチエイジング・美肌・抗がん作用について

(1)メトホルミンの効果

メトホルミンは主に血糖値の管理に用いられますが、他にもいくつかの効果が期待されています。

①血糖降下作用
肝臓で糖が新たに作られる「糖新生」を抑制します。筋肉での糖の取り込みや消費を促進し、脂肪として蓄積されにくくします。最近では、便から糖を排出する効果も注目されています。

②ダイエット効果
満腹感を維持し、食べ過ぎを防ぐ効果が期待できます。体脂肪の合成を抑え、分解を促進する作用もあります。GLP-1受容体作動薬と併用することで、より高い減量効果が期待できる場合もあります。

③アンチエイジング(抗老化)効果
マウス、線虫、ハエなどの研究で寿命を延ばす可能性が報告されています。がん抑制遺伝子の活性化や抗酸化作用も考えられています。高齢者のオートファジーやミトコンドリア機能の改善にも関与するとされています。

(2)服用方法

・通常、1日あたりメトホルミン成分量500mgから服用を開始し、1日2~3回に分けて食直前または食後に水またはぬるま湯で服用します。

・効果を見ながら調整し、1日の最大投与量は750mgから2,250mgまでとされています。

・日本では「メトグルコ」や「グリコラン錠」といった商品名で先発医薬品が販売されており、ジェネリック医薬品も多く存在します。当院では、価格の安い海外ジェネリック薬を処方しております。

(3)副作用と注意点

メトホルミンには副作用があり、特に低血糖と乳酸アシドーシスに注意が必要です。

①主な副作用
腹痛、食欲不振、下痢、吐き気、発疹など。

②重篤な副作用

低血糖:強い空腹感、発汗、脱力感など。不規則な食生活を避けましょう。

乳酸アシドーシス:血液中の乳酸濃度が上昇し、胃腸障害、だるさ、過呼吸などを引き起こすことがあります。特に心不全、肝障害、慢性腎臓病、高齢者、アルコールの多量摂取などでリスクが高まります。

③服用中の注意点:アルコールの過剰摂取は乳酸アシドーシスのリスクを高めるため控える必要があります。また、造影剤検査の前後や風邪などで飲食が難しい場合は、主治医に相談し休薬が必要な場合があります。心臓や腎臓、肝臓に重い病気がある方、妊娠中または妊娠の可能性がある方、1型糖尿病の方などは服用できないことがあります。75歳以上の方では、脱水や内臓機能低下による副作用のリスク上昇があるため、服用しないのが一般的です。

3.防風通聖散(詳しくは※9参照)

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)は、便秘がちで特にお腹まわりの脂肪が気になる「脂肪太り」の方に適した漢方薬です。必要以上に食べ過ぎて代謝が追いつかず、お腹に脂肪がたまりやすい方が、その脂肪によって腸の動きが悪くなり便秘になりやすい場合に用いられます。

(※9)→防風通聖散(医療用)

(1)防風通聖散のポイント

① 腹部に皮下脂肪が多い方の肥満改善、ダイエット効果が期待できます。

便秘改善・排便促進効果による体重減少が期待できます。

防風通聖散には、医療用と市販用があり、医療用は市販用に比べ有効成分が高濃度で効果が出やすいので、医療用がお勧めです。

ダイエット薬リベルサスとの併用メリット

上記①②③の効果に基づき下記のメリットがあります。

・リベルサスと防風通聖散のWのダイエット効果が期待できます。

・リベルサス服用による便秘症状を防風通聖散が軽減・排便促進することで体重減少が促進されダイエット・体重減少の効果アップが期待できます。

(2)防風通聖散の効果

防風通聖散は、18種類の生薬から成り立っており、以下のような効果が期待できます: 脂肪の分解と燃焼促進: 代謝を高め、脂肪の分解と燃焼を促進します。脂肪細胞を活性化させて燃焼を持続させる作用もあります。

①便秘改善:腸管運動を助け、便を押し出す作用があります。

②水分排出のサポート:体内の余分な水分排出を促します。

③Ⅲ血行促進:大黄が血行を良くし、生姜が体を温めて血行を改善することで、ダイエットにもつながると考えられています。

④高血圧に伴う症状の緩和:動悸、肩こり、のぼせなどの高血圧に伴う症状にも効果が期待できます。

⑤その他:むくみ、ニキビ、湿疹・皮膚炎、蓄膿症(副鼻腔炎)といった症状にも有効とされています。

(3)使用上の注意点

防風通聖散を服用する際は、以下の点に注意が必要です:

・服用中は他の下剤を服用しないでください。

・授乳中の方は服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください。

・まれに副作用として、発疹・吐き気・嘔吐・食欲不振・腹痛・下痢・めまい・動悸・むくみ・頭痛などが現れることがあります。

・咳、呼吸困難、発熱などが現れた場合は、服用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。

・腎機能障害のある方は、症状が悪化する可能性があるため注意が必要です

4.ルセフィ(詳しくは※10参照)

ルセフィは、SGLT2阻害薬という種類のお薬です。 血糖値を下げる効果があり、2型糖尿病の治療に用いられます。 腎臓からの糖の再吸収を抑えることで、尿と一緒に糖を体外に出し、血糖値を下げます。

(※10)→ルセフィ

(1)作用の仕組み

ルセフィの作用は、SGLT2というタンパク質の働きを抑えることにあります。

①SGLT2の役割:腎臓の尿細管で、血液中の糖を体内に戻す働きをしています。

②ルセフィの作用:SGLT2を阻害することで、糖が血液に戻るのを防ぎ、尿として排出させます。

③結果:血糖値が下がり、インスリンに頼らない血糖コントロールが期待できます。

(2)主な効果

ルセフィは、血糖値を下げる以外にも、様々な良い効果が知られています。

①血糖降下作用:2型糖尿病の治療において、良好な血糖コントロールに貢献します。

②体重減少効果:糖を体外に排出することで、カロリーの摂取を減らし、体重減少にも繋がることがあります。

③血圧低下効果:体内の余分な水分や塩分を排出しやすくなるため、血圧を下げる効果も期待できます。

(3)ルセフィのダイエット効果不足の場合の対策

①ルセフィとリベルサスの体重減少メカニズムの違い
ルセフィとリベルサスは、下記の表にあるように、服用の効果は体重減少効果で同じですが、体重減少に至るメカニズムが違います。

薬剤 体重減少メカニズム
ルセフィ 尿への血中糖分排出促進による糖質カット作用→体重減少
リベルサス 食欲抑制作用+満腹感持続作用+基礎代謝促進作用→体重減少

②ダイエット効果の向上
ルセフィとリベルサスは、体重減少をもたらす作用が違います。したがって、ルセフィとリベルサスを併用することで、より多くの体重減少作用を期待できるため、より効率的な体重減少=ダイエット効果が期待できます。

  • ルセフィ服用
    糖質カット作用
    体重減少期待
  • リベルサス服用
    食欲抑制・満腹感持続・
    基礎代謝促進作用

    体重減少期待
  • ルセフィとリベルサス
    併用服用

    糖質カット作用
    食欲抑制・満腹感持続・
    基礎代謝促進作用

    体重減少効果向上期待

ルセフィとリベルサスの併用の場合、血糖値が必要以上に下がる懸念があるため、医師の指導のもとでの併用が必要です。

③ルセフィによるダイエット効果が不十分の場合の処方例
〈リベルサスへの変更〉ルセフィ単独でダイエット効果が不十分と感じる場合または更にダイエット効果向上を望む場合には、ルセフィよりもダイエット作用が多様で即効性が期待できるリベルサスへの薬剤切り替えの選択肢があります。
〈リベルサスの併用〉ルセフィでダイエット効果が不十分な場合には、医師と相談の上で、リベルサス3mgからの併用でダイエット効果向上も選択肢としてあります。なお、リベルサスには、用量3mg、7mg、14mgがあります。

(4)注意点

以下の点に注意しましょう。

脱水:尿の量が増えるため、脱水症状にならないように水分補給が大切です。

低血糖:他の糖尿病薬と併用すると、低血糖になる可能性があります。

尿路感染・性器感染:尿中の糖が増えることで、これらの感染症のリスクがあがる場合があります。

腎機能:腎臓の状態によっては、使用できない場合もあります。

《最後に》

当院は、10年以上の診療実績、100万件以上の診療件数があり、全国10院からなるユナイテッドクリニック・グループ(※1)に所属しております。ユナイテッドクリニック・グループでは豊富な治療経験に基づく安全性・有効性・経済性に配慮したED治療(※11)を目指しております。多角的なED治療(※12)によって、EDにお悩みの患者様に寄り添うことを目指しております。EDでお悩みの場合は、お一人で悩まず、当院の専門医師に、お気軽にご相談ください。また、「来院不要、診察料無料・即日受診・最短即日発送可能な、スマホでのオンライン診療」(※13)では、各種の優待制度で皆様のお問い合わせ・ご予約を心よりお待ちしております。

(※11)→安全性・有効性・経済性に配慮したバイアグラの入手方法を解説

(※12)→前立腺肥大症とEDの関係、多角的ED治療を徹底解説

(※13)→オンライン診療(電話診療)ED治療のオンライン診療とは?バイアグラやレビトラなど処方可能な治療薬も紹介

《出典、解説》

(※1)→法人概要

(※2)→[肥満―男性勃起不全の重要なリスク因子] - PubMed

(※3)→BMIと勃起不全の関連:男性を対象とした横断面研究 - PubMed

(※4)→腹部肥満患者における勃起不全、テストステロン欠乏症候群および代謝症候群の発生。十分なテストステロンレベルはどこにあるのでしょうか?- PubMed(パブリックメッド)

(※5)→肥満男性における生活習慣の変化が勃起不全に与える影響:ランダム化比較試験 - PubMed

(※6)→男性における肥満と血清テストステロン状態の因果関係:双方向メンデルランダム化解析 - PubMed

(※7)→リベルサス錠処方、
リベルサスの効果とは?痩せる仕組み、痩せない理由を解説、
GLP-1ダイエットの効果や副作用を徹底解説

(※8)→ダイエット:メトホルミン処方 │ 効果・副作用・ダイエット作用と正しい飲み方
→アンチエイジング:メトホルミンのアンチエイジング・美肌・抗がん作用について

(※9)→防風通聖散(医療用)

(※10)→ルセフィ

(※11)→安全性・有効性・経済性に配慮したバイアグラの入手方法を解説

(※12)→前立腺肥大症とEDの関係、多角的ED治療を徹底解説

(※13)→オンライン診療(電話診療)ED治療のオンライン診療とは?バイアグラやレビトラなど処方可能な治療薬も紹介

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監修者

院長 髙嶋 政浩

平成元年杏林大学医学部医学科卒業
平成元年杏林大学医学部附属病院
平成8年西部総合病院皮膚科・形成外科部長 就任
平成12年大手美容外科クリニック
令和3年ユニティクリニック

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