2025/8/28
ED・AGA併発とED・AGA薬併用を徹底解説
- EDとAGAの併発
1.共通リスク要因によるED・AGAの併発
(1)EDの症状と原因 (2)AGAの症状と原因 (3) EDとAGAに共通するリスク要因 (4)ED・AGA併発の場合の医療機関相談メリット
2.ED・AGA治療薬によるED・AGAの併発
(1)ED治療薬について
①効果・種類 ②主な副作用 ③ ED薬からの希なAGA発症
(2)AGA治療薬について
①効果・種類 ②主な副作用 ③ AGA薬からの希なED発症 - ED治療薬とAGA治療薬の併用
3.併用のメリット
(1)一般的治療 (2)併用メリット (3) AGA薬によるED発症の場合のED治療
4.併用の注意点
(1)併用できる主な薬 (2)併用時の注意点 - 当院のED・AGA治療のメリット
5.患者様の経済性への配慮
6.AGA治療でED発症の場合の多角的ED治療
(1)陰茎増大効果もあるED治療:ビガー2020治療とは
(2)ED治療薬に頼らない衝撃波によるED治療:レノーヴァ治療とは
(3)注射不用で塗るだけのED治療:エクソソーム療法とは
(4)アンチエイジングによるED治療:低用量タダラフィルとは
7. ED治療薬の勃起効果増大が期待できる対策
(1)ED治療薬服用時の勃起対策
(2)毎日の勃起対策
8.当院の多角的ED治療
(1)多角的な診療メリット
(2)当院の多角的ED治療メニュー
Ⅰ.EDとAGAの併発
1.共通リスク要因によるED・AGAの併発
EDとAGAを同時に発症し、当院を受診される方が増える傾向にあります。加齢だけでなく、現代生活に特有の生活習慣の乱れやストレスなどの影響を受けて発症することが多いためです。EDかAGAを単独で発症する場合もありますが、同時に発症する場合も多く、当院でも併用治療について相談される機会が増えています。
(1)EDの症状と原因
EDは、満足な性行為が行えないほど勃起が不十分な状態を指します。加齢、糖尿病、高血圧、喫煙などが誘因となりやすく、ストレス、薬の副作用などが複合して発症する場合があります。男性ホルモンの低下、動脈硬化による血流不足などが主な原因です。
(2)AGAの症状と原因
AGAは男性型脱毛症とも呼ばれ、主に頭頂部や生え際を中心に髪の毛が薄くなる症状が特徴です。AGAの主な原因は、男性ホルモンであるテストステロンが5α還元酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)へ変換され、それが毛根に悪影響を与え発症するとされています。さらに遺伝的要因、ストレス、血行不良も複合的に関係します。
(3)EDとAGAに共通するリスク要因
EDとAGAには、次のような共通のリスク要因が関わっている可能性があるため、同時に発症する場合があります。
・加齢:どちらの症状も年齢とともに発症リスクが増加します。特にEDは40歳以上の男性の約2人に1人が何らかの症状を経験すると言われています。
・生活習慣病:高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、血管の健康に悪影響を及ぼし、EDのリスクを高めるだけでなく、AGAの進行にも関連する可能性があります。高血圧が陰茎動脈の動脈硬化を引き起こしEDの原因となることもあります。
・男性ホルモン:テストステロンは男性の性機能に重要ですが、AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の材料でもあります。ホルモンバランスの変化がEDとAGAの両方に影響を与える可能性があります。
・精神的要因:薄毛への悩みや自信喪失がEDを引き起こしたり、EDのストレスが AGAを悪化させたりと、心身の関連も指摘されています。
・薬剤の副作用:一部の薬剤は、EDとAGAの両方の副作用を引き起こす可能性があります。
・不適切な生活習慣:喫煙や過度の飲酒による血管機能の低下、睡眠不足や過度なストレスにより、EDとAGAの両方を引き起こす可能性があります。
心と身体双方の影響が考えられるため、医師に相談して自分の状態を客観的に把握することが重要です。
(4)ED・AGA併発の場合の医療機関相談メリット
AGAとEDを同時に改善したい場合は、下記のメリットがありますので、当院を含む医療機関を受診することをお勧めします。
・症状や原因に合わせた正しい治療方針、適切な治療薬の選択・服用ができる
・併用療法のリスクを医師が把握し、処方や指導を行ってくれる
・定期的な診察で副作用などを管理してもらえる
・オンライン診療で通院の負担を軽減できる
2.ED・AGA治療薬によるED・AGAの併発
(1)ED治療薬について
①効果・種類ED治療薬は、勃起の際に重要な物質である「cGMP」を分解する酵素の働きを阻害することで、陰茎海綿体への血流を増やし、勃起をサポートします。性欲を高めたり、精液の量を増やしたりする効果はなく、あくまで勃起を助ける薬です。性的な刺激があった場合にのみ勃起を促すため、常に勃起した状態になるわけではありません。ED治療薬は、継続的に服用することでEDの改善が期待できます。主なED治療薬には以下の種類があります。
【バイアグラ(シルデナフィル)】
世界で初めて承認されたED治療薬で、最も広く知られています。服用後30分から1時間ほどで効果が現れ、4〜5時間持続します。食事の影響を受けやすく、空腹時の服用が推奨されます。
【レビトラ(バルデナフィル)】
バイアグラの次に開発された薬で、より早く効果が現れるのが特徴です。服用後10分から30分で効果が現れ、4〜5時間持続します。食事の影響を受けにくいとされています。
【シアリス(タダラフィル)】
効果の持続時間が長いのが特徴です。服用後1時間から2時間で効果が現れ、30時間から36時間持続すると言われています。副作用が比較的少なく、食事の影響を受けにくいとされています。
ED治療薬(PDE5阻害薬)は、血管を拡張して血流を促進する作用があるため、主に以下のような副作用が現れることがあります。副作用は一時的であることが多いですが、症状が重い場合や長く続く場合は速やかに医師に相談しましょう。
【頭痛、めまい、ほてり】血管拡張作用によるもので、顔が赤くなったり、頭痛を感じ
たりすることがあります。
【動悸、胸痛】心臓への負担が増すことで、動悸や胸の痛みを感じることがあります。
【消化器症状】吐き気、腹痛、下痢などの胃腸症状が現れることがあります。
【鼻づまり】鼻の粘膜の血管が拡張することで、鼻づまりが起こることがあります。
【視覚異常】一時的に色が識別しにくくなったり、光に過敏になったりすることがあり
ます。
③ED薬からの希なAGA発症
【発症は極めて希】バイアグラの副作用として「脱毛症」がありますが、起こる頻度は0.02%です(※1)。脱毛症が起こる頻度は極めて少ないため、バイアグラの服用で薄毛になることを恐れる必要はありません。
【バイアグラの誤解】バイアグラで薄毛になると言われることがありますが、「バイアグラが男性ホルモンの分泌を促進するから」という誤解によるものです。そもそもバイアグラに男性ホルモンの分泌を促す作用はないため、この説は正しくありません。バイアグラはあくまで、血管を拡張させて陰茎への血流を促進する薬です。「勃起=男性ホルモンの多さが関係している」というイメージから「バイアグラで男性ホルモンが増えて薄毛になる」という誤解が生まれたと考えられます。
(※1)→バイアグラ錠25mg50mgODフィルム25mg50mg_インタビューフォーム
(2)AGA治療薬について
①効果・種類
AGA治療薬は、抜け毛や薄毛の原因に作用し、発毛を促進したり、脱毛の進行を抑制したりする効果があります。AGAの主な原因は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)が、毛乳頭細胞に作用し、ヘアサイクルを乱すこととされています。AGA治療の効果を実感できるまでには個人差がありますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月ほどかかると言われています。AGAは進行性の脱毛症であるため、
治療を中断すると再び薄毛が進行する可能性があります。
主なAGA治療薬の成分と効果は以下の通りです。
【フィナステリド(プロペシアなど)】
男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)の生成に関わる「II型5α還元酵素」の働きを阻害し、抜け毛の進行を抑制します。
【デュタステリド(ザガーロなど)】
フィナステリドと同様に「5α還元酵素」を阻害しますが、「I型およびII型」の両方を阻害するため、フィナステリドより強力なDHT生成抑制、強い抜け毛予防と発毛促進の効果が期待できます。
【ミノキシジル(内服薬・外用薬)】
毛乳頭細胞への血流を増加させることで、発毛を促進する効果があります。局所での効果が期待される外用薬と、全身性の効果がある内服薬があります。
②フィナステリド・デュタステリドの主な副作用
AGA治療薬は、薬の種類によって副作用の出る確率や症状が異なります。特に内服薬であるフィナステリドやデュタステリドは「男性ホルモンの作用を抑制する」ため、
男性性機能に関する副作用が報告されています。以下のすべての副作用が必ず現れるわけではなく、その程度や発生頻度には個人差があります。なお、ミノキシジルは血管拡張作用があるので、副作用としてED誘発の医学的根拠がないとされています。
【男性性機能障害】
性機能障害の副作用が現れた場合は、自己判断で薬を中止せず、まずは処方した医師に相談することが重要です。医師は薬の量を調整したり、他の治療法を検討します。
・性欲減退(リビドー減退):性欲が低下する副作用です。フィナステリドの臨床試験では1.1%の人に報告されています。(※2)
・勃起不全(ED):フィナステリドやデュタステリドは男性ホルモンの代謝に影響を及ぼし、性機能の維持に関わる男性ホルモンのテストステロンに影響を与えるためEDが起こる場合があります。フィナステリドやデュタステリドの内服により、ごく稀にEDが起こることがありますが、発生確率は1%未満と非常に低いとされています。(※2)
・射精障害:射精量が減少する、または射精が困難になることがあります。 【抑うつ症状 】気分の落ち込み、意欲の低下、不眠など、精神的な不調などうつ病症状 がが現れることがあります。そして、うつ病がEDを引き起こすことがあります。原因は、主に以下の2つが考えられます。
〔心因性ED (心理的な要因によるED)〕うつ病によって意欲の低下や感覚の鈍麻といった抑うつ症状が現れると、性的な刺激への反応が鈍くなったり、性行為や自慰行為への意欲が低下したりすることがあります。脳内の神経伝達物質が減少することも、性欲減退につながると考えられています。これにより、勃起に十分な血液が陰茎に送られなくなり、EDを発症することがあります。ストレスやトラウマも心因性EDの主な原因です。
〔薬剤性ED (抗うつ病薬の副作用によるED)〕うつ病の治療に用いられる抗うつ薬の中には、副作用としてEDや性欲減退を引き起こすものがあります。抗うつ薬によるEDの発症率は、他の薬剤性EDと比較しても高い傾向にあります。うつ病治療薬としてよく使われるSSRIやSNRIも、薬剤性EDの原因となることがあります。
【肝機能障害】 薬の代謝に関わる肝臓に負担がかかり、肝機能の数値が悪化する可能性
があります。
【頭皮の炎症・かゆみ 】外用薬(塗り薬)タイプのAGA治療薬で起こりやすい副作用です。これはミノキシジルや添加物に対するアレルギー反応が原因とされます。内服薬でも発生する可能性がありますが、その確率は外用薬より低いです。
【初期脱毛】 AGA治療開始後に一時的に抜け毛が増える現象で、治療薬が効き始めたサインとも言われます。
(※2)→400042_249900XF1064_1_06、340278_249900AM1023_1_06
③AGA薬からの希なED発症
AGA治療薬には、上述のように副作用としての男性性機能障害、抑うつ症状によるEDの発症がありえます。AGA治療薬使用時に気になる副作用としてEDやリビドー減退が挙げられます。リビドーとはもともと精神分析用語で、快感を満たすためのエネルギーとして人間の本能として持っている「性的欲望や性衝動」を意味する言葉です。リビドーの減退によって性的な関心や興味が薄れること自体はもちろん、結果としてEDに進行することも大きな問題となります。AGA治療薬のフィナステリドとデュタステリドは、それぞれもともと前立腺肥大症の治療薬として開発され、テストステロンをジヒドロテストステロンに変換する5αリダクターゼを阻害する効果がありますので、少なからず男性ホルモンに影響することがEDやリビドー減退といった男性機能に関する副作用の発生につながるのではないかと考えられます。ただし、副作用のリスクはかなり低く(※2)、AGA治療による薄毛や抜け毛への効果と比較するとAGA治療におけるメリットがかなり大きいため、AGA治療をあきらめる理由にはなりにくいでしょう。
Ⅱ.ED治療薬とAGA治療薬の併用
3.併用のメリット
(1)一般的治療
AGA治療薬とED治療薬は、それぞれ異なる目的で使用され、互いに併用禁忌の指定がないため、基本的に併用が可能です。そのため、ED治療薬とAGA治療薬は、多くのクリニックで併用して処方されています。これらは、EDとAGAは、どちらも男性特有の悩みであるため、両方の治療を希望する患者様も、当院でも多くいらっしゃいます。
(2)併用メリット
①AGA治療とED治療を両立するメリット
・1度の受診で両方の薬を処方してもらえるため、手間が省ける
・モチベーションを維持しやすく、治療の継続率が向上する
・抜け毛や勃起不全に対する心理的ストレスを同時に軽減できる
・両方の症状をまとめてケアすると、総合的な男性の悩みが改善でき、より快適な日常を送れる可能性があります。
②留意点
AGA治療薬とED治療薬を同時に使用すると、AGA(薄毛)とED(勃起不全)の改善を両立できるメリットがあります。しかし、それぞれの薬が下記の様に異なるメカニズムで作用するためED薬とAGA薬の間には直接的な相乗効果は期待できません。また、過度な期待は禁物であり、効果には個人差がある点にも留意が必要です。
【作用メカニズムの違い】
〔ED治療薬のメカニズム〕ED治療薬の大部分を占めるPDE5阻害薬(バイアグラなど)は、血管を拡張して血流を促進することで、勃起をサポートします。
〔AGA治療薬のメカニズム〕
・脱毛抑制:フィナステリドやデュタステリドは、抜け毛の原因となるジヒドロ テストステロン(DHT)の生成を抑制することで脱毛を抑えます。
・発毛促進:ミノキシジルは血管を拡張し、髪の毛の根元である毛包に栄養を供給することで発毛を促進します。
(3)AGA薬によるED発症の場合のED治療
①AGA薬による希なED発症
AGA治療薬フィナステリドとデュタステリドは、発生頻度は極めて低い(※2)ですが、性機能障害(ED、射精障害、リビドー減退)を引き起こす可能性があります。
【主な性機能関連の副作用】:
・リビドー減退:性欲の低下です。
・勃起不全(ED):性行為に十分な勃起が得られない状態です。
・射精障害:勃起はするものの射精ができない状態や、精液量の減少などです。
もしAGA治療中にEDの症状が現れた場合でも、ED治療薬で対策することが可能です。ただし、ED治療薬はあくまで勃起を促す薬であり、性欲減退を改善する効果はありません。副作用が気になる場合は、自己判断で薬を中断せず、まずは担当医に相談することが重要です。
②ED治療薬の一般的治療法
EDの治療には一般的には下記の様な内服薬が用いられます。
・バイアグラ(シルデナフィル):古くから使用されているED治療薬です。
・シアリス(タダラフィル):食事の影響を受けにくく、最大36時間効果が持続すると言われています。
・レビトラ(バルデナフィル):ジェネリック薬も利用可能です。
これらのED治療薬は、勃起を促す効果があり、AGA治療薬による性機能障害に対しても有効であるとされています。
③ED治療薬に頼らない多角的ED治療
近年のED治療における医療技術の進歩により、ED治療薬以外の多角的ED治療方法が研究開発され、医療現場に導入され始めています。しかし、残念ながら、多角的ED治療は、効果報告があるものの、広く一般的には実施に至っていません。診療歴10年以上、診療件数100万件以上の診療実績ある当院及び当院が所属するユナイテッドクリニックグループでは、有効報告のある多角的ED治療を、いち早く実施してきております。
【当院の多角的ED治療例】詳しくは→後述「Ⅲ.当院のED・AGA治療のメリット 6.AGA治療でED発症の場合の多角的ED治療」を参照
・衝撃波治療レノーヴァ(※12)
・陰圧式勃起補助具ビガー(Vigor)2020治療(※13)
・エクソソームクリーム「エクステム」治療(※14)
・低用量タダラフィル(※15) 等
4.併用の注意点
AGA治療薬とED治療薬は基本的に併用しても問題ないとされています。多くの男性がAGAとEDの両方を抱えており、同時に治療するケースが増えています。
(1)併用できる主な薬
AGA治療薬であるフィナステリド(プロペシアなど)やデュタステリド(ザガーロなど)、ミノキシジル(内服・外用)と、ED治療薬であるバイアグラ、レビトラ、シアリスは併用禁忌とはされていません。
①AGA治療薬
AGA治療薬は主に内服薬と外用薬があります。
【内服薬】プロペシア(フィナステリド)、ザガーロ(デュタステリド)、ミノキシジル
などがあります。これらは男性ホルモンへの作用や血流促進によりAGAの進行を抑え、発毛を促します。
【外用薬】ローションタイプなどがあり、内服薬と併用することも可能です。
②ED治療薬
ED治療薬は勃起機能をサポートする薬です。バイアグラ、レビトラ、シアリスは陰茎の血流を増やすことで勃起を促します。
(2)併用時の注意点
①医師への相談
現在服用している薬がある場合は、必ず医師に相談し、薬の名前がわかるものを持参しましょう。特に肝機能や心疾患に問題がある方、あるいは過去に心臓手術を受けた方は、血管拡張薬の影響を強く受け、副作用が増強される可能性があるため、自己判断での併用は避け、医師と相談して適切な治療法を決めることが重要です。
②用法・用量の厳守
薬は必ず決められた用法・用量を守ってください。多量に摂取すると肝機能障害や胃腸障害、急激な血圧変動などの重篤な副作用を引き起こす可能性があります。
③併用できない薬
ED治療薬には併用できない、または注意が必要な薬があります。
【ニトログリセリン系薬剤(硝酸剤)】狭心症の治療などに使われるニトログリセリン系薬剤(硝酸剤)とED治療薬を併用すると、急激な血圧低下を引き起こし、命に関わる危険性があるため絶対に併用できません。
【α遮断剤】高血圧治療で用いられる「α遮断薬」は、血管平滑筋に存在するα1受容体を阻害することで、交感神経刺激による血管収縮を抑え、末梢血管を拡張させて血圧を下げる作用があります。そのため、血管拡張作用のあるED治療薬と併用すると相乗効果で低血圧を引き起こす可能性があります。
【同系統のED治療薬】シアリスとバイアグラのように、異なる種類のED治療薬を同時に服用することはできません。
【ミノキシジル】
ミノキシジルもバイアグラ等ED治療薬も血管拡張作用があります。したがって、両
方を使用すると、その作用が重なって血圧が下がりやすくなる可能性があります。特に高血圧や心臓疾患で降圧剤を服用している方は、血圧が不安定になるリスクが高まります。医師と相談しながら、安全な方法で併用する必要があります。
【フィナステリド・デュタステリド】
AGA治療薬には、ミノキシジル以外に5α還元酵素阻害薬であるフィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ)があります。これらとバイアグラ等ED治療薬を同時に使用すること自体は大きな問題ではないとされています。ただし、フィナステリドやデュタステリドは性欲減退やEDなどの副作用が報告される場合があります。EDの症状がある方がさらに症状悪化を感じる可能性もあるため、気になる場合はクリニックに相談しましょう。
Ⅲ.当院のED・AGA治療のメリット
5.患者様の経済性への配慮
ジェネリック薬品は、膨大な開発コストや研究期間を必要としないため先発薬と同等の効果と先発薬よりも低価格という特徴があり、さらに海外ジェネリック薬は海外の製造コストが国内よりも格段に低いため、国内先発薬・国内ジェネリック薬よりも海外ジェネリック薬の方が低価格となります。そのため当院は、安全性・有効性を前提に患者様の経済的ご負担軽減に配慮して、海外ジェネリック薬を推奨しております。
以下に、〈ED治療薬の経済性〉と〈AGA治療薬の経済性〉を説明します。
〈ED治療薬の経済性〉バイアグラを例にすると海外ジェネリックが最も安価です。
《当院のバイアグラ50mg錠の価格比較表》
薬剤名 | 容量 (㎎) |
初診価格(円) |
---|---|---|
バイアグラ(海外ジェネリック) | 50 | 780 |
バイアグラ(国内ジェネリック) | 980 | |
バイアグラ(国内先発薬) | 1,490 |
〈AGA治療薬の経済性〉以下の10万円特別割引セットをご用意しています。
《セット内容・効果》
・脱毛治療薬(デュタステリド)→フィナステリドよりも効果強力
・発毛治療薬(ミノキシジル内服薬)→洗髪不用、飲むだけで簡単
・発毛促進サプリメント(AGA Medical Dr’s Select)→発毛促進栄養素摂取
上記の3点をセットにした「AGAメディカルドクターズDセレクト」の服用を推奨しています。各薬剤を単品購入するよりも、セット購入の場合は10万円割引(初診)になります。効果が現れるまで通常6ヵ月程度かかるため、多くの患者様が単品ではなく、「AGAメディカルドクターズDセレクト(6ヵ月セット)」を購入されています。以下に初診で6ヵ月分購入の場合で説明します。
《10万円割引の内訳》
・デュタステリド(5,980円/月)
・ミノキシジル内服薬2.5mg (5,600円/月)
・ AGA Medical Dr’s Select (15,500円/月)
ですので
①6ヵ月分単品合計(5,980円+5,600円+15,500円)×6ヵ月= 162,480円
② 6ヵ月セット特別価格は 60,000円(1ヶ月当たり10,000円)
③特別割引額=▲102,480円(②-①)
【問い合わせ先】0120-123-527(上野院)、048-871-7302(大宮院)
6.AGA治療でED発症の場合の多角的ED治療
従来からのED治療は、バイアグラなどのED治療薬を服用するだけというのがほとんどでした。しかし、近年は医学的治療技術の進歩により、新しい様々なED治療方法が開発・導入され、EDの改善効果が報告されています。(1)陰茎増大効果もあるED治療:ビガー2020治療とは
〔陰圧式勃起補助具ビガー2020治療〕
→「ビガー2020」(vigor2020)陰圧式勃起補助具、ビガー(Vigor)2020を用いたトレーニングを徹底解説、株式会社A&HB~ED治療として唯一の管理医療機器:陰圧式勃起補助具 「Vigor(ビガー)」【ビガー2020】 (aandhb.com)
〈治療の概要〉シリンダーにペニスを挿入し、シリンダー内の空気を手動ポンプで抜き、シリンダー内を減圧することで、ペニス内に血液を集め、人為的に勃起状態を確実に実現できます。その勃起状態のまま、ペニスの付け根をリングで絞めることで、ペニスからの血液の流出を防ぎ、勃起を維持した挿入が可能となり射精も可能です。
〈治療の効果〉治療の効果は、「ED改善効果」「健康促進・アンチエイジング効果」「ペニス増大効果」があります。
《ED改善効果》糖尿病等の持病の影響でED薬が効かなくなった方、ED薬に頼りたくない方、ED薬の効果を増強させたい方等が、確実に勃起させ挿入・射精を実現することが期待できます。ビガー2020による毎日の 勃起フィットネス(ビガー2020を使用し、1日陰圧10分間、2日に1回又は週2回以上の勃起トレーニング、射精は不用)を繰り返すことで、ED 改善効果が日本性機能学会で報告(※3)されました。
(※3)→陰圧式勃起補助具「vigor(ビガー)」:【ビガー2020】と同等の陰圧式勃起補助具(VED)又は真空収縮装置(VCD)を用いた臨床研究・論文発表一覧 (aandhb.com)
《健康促進・アンチエイジング効果》性的な刺激があると、陰茎の動脈が拡張し、海綿体へ平常時よりも多く血液が流れ込みます。海綿体が血液を吸い硬くなることで勃起が起こります。ビガー2020による毎日の 勃起フィットネス(ビガー2020を使用し、1日陰圧10分間、2日に1回又は週2回以上の勃起トレーニング、射精は不用)を繰り返すことで、陰茎の線維芽細胞が増殖し、血管の拡張が促進されます。線維芽細胞は勃起回数が増えれば増えるほど細胞自体が増えるので、ビガー2020で勃起回数が増えれば、ペニスの血管の健康促進・血流改善により様々な男性性機能改善効果が期待できます。
《ペニス増大効果》上述の【ペニス増大の原理】で説明したように、 ビガー2020の勃起フィットネスにより、ペニス細胞に定期的な刺激が継続すると、筋トレのように細胞の改善・成長、ペニスサイズの増大が期待できます。実際に、ビガー2020を使用した患者様からペニスサイズ増大等の下記の報告(※4)があります。
- ・陰茎の増大(長さ・太さ)
- ・亀頭の増大
- ・勃起時の陰茎の硬さが増す
- ・勃起の持続力が増す
- ・性欲が高まる
- ・性交の満足度が向上する
- ・朝立ちする
- ・元気が出て、自信が付き、前向きになる
(※4)→Vigor2020
(2)ED治療薬に頼らない衝撃波によるED治療:レノーヴァ治療とは
〔概要〕
レノーヴァは、ED治療における衝撃波療法の最新型装置で、イスラエルのダイレックス社が開発しました。世界70ヶ国で導入され、10万人以上の治療実績があり、世界的に注目されている治療器です。日本への本格導入は2018年頃からでした。
〔有効性〕
ED診療ガイドライン(日本性機能学会/日本泌尿器科学会編集)(※5)において、 ED薬が無効または禁忌の方への第一選択治療としての有効性(※6)が期待でき副作用がなく極めて安全と紹介されています。国内未承認ながら、日本での使用は医師の判断での輸入、処方が可能と紹介されています。また、第一世代の装置「ED1000」が衝撃波照射範囲が13mmと狭く1クール12回照射が必要でしたが、第2世代のレノーヴァは70mmと広く1クール4回照射で完了するため、機能が向上しているとも紹介されています。有効率は80%とされています。
(※5)→EDguideine03_s.pdf (jssm.info)
(※6)→陰茎低強度衝撃波治療はPDE5iノンレスポンダーをレスポンダーにシフトできる:二重盲検偽対照研究 - PubMed (nih.gov) 、RG-International-Journal-of-Urology-Yee.pdf (oakwoodhealth.com) 、勃起不全に対する低強度体外衝撃波療法:インド人集団における研究 - PubMed (nih.gov)
〔治療〕
衝撃波によるED治療の最新治療機「レノーヴァ」が第1世代「ED1000」の改良型として登場しました。レノーヴァはED1000と同様、低出力の衝撃波を陰茎海綿体に照射することで血管の再生を促し勃起障害を改善します。レノーヴァの特徴については、ED1000が点で衝撃波を照射するのに対し、レノーバは衝撃波を線状に照射するので、治療部位が広範囲でほぼ陰茎海綿体全体を治療できることです。これにより短時間でかつ少ない回数で治療できるため、ED1000よりも短い期間で効果を実感できます。治療期間は、4ヶ所に各5分間、合計20分間、線状に衝撃波を照射する治療を毎週1回、4週間で行い、合計4回で1クールです。最終治療後数週間で効果を実感できるとされています。
(3)注射不用で塗るだけのED治療:エクソソーム療法とは
〔エクソソーム・成長因子の投与〕
全身に存在する幹細胞からエクソソームや数百種類もの 成長因子(サイトカイン)が分泌され、ヒト幹細胞を培養する過程で生じる幹細胞培養上清液には、エクソソームや成長因子が豊富に含まれています。この幹細胞培養上清液を患部に投与することで衰えた細胞機能を根本から回復に導く画期的な治療がエクソソーム療法です。健康と美容の両面で様々な「アンチエイジング」効果が期待できます。
〔エクソソームとは〕
エクソソームとは、全身の細胞内に存在し、「細胞機能を正常化する多くの物質」を含み、
全身の各細胞に「細胞を正常化する物質」を伝達し、全身の細胞の正常化を促進するアンチェイジング効果が期待できる物質です。
〔従来からのエクソソーム療法と課題〕
〈治療例〉エクソソームのアンチエイジング効果を活用した治療としては、女性向けに は美肌アンチエイジング治療、男性向けにはED・男性更年期障害による男性性機能アンチエイジング治療が行われています。
〈メリット・デメリット〉エクソソーム療法は、女性向け美肌治療ではエクソソームを 含むクリームを患部に塗るだけの手軽さのメリットがありますが、 男性性機能治療では、クリームを塗るだけでは吸収が不十分なため、エクソソームの注射または点滴が
必要となり、痛み・内出血・医師による長時間の施術等のデメリットがあります。
〔新しいエクソソーム療法(クリーム)とメリット〕
〈手軽な療法〉従来はエクソソームの皮膚吸収率が低いため、皮膚吸収のエクソソーム療法は不可能でした。しかし、エクソソーム療法(クリーム)では、クリームを陰嚢に塗ると、エクソソームの吸収率が前腕の約42倍の高吸収率になる作用を活用し、エクソソームクリーム塗布による男性性機能改善効果の有効性が確認(※1)されました。患部へクリームを塗るだけの「お手軽エクソソーム療法」が可能になりました。
〈メリット〉当院で行うエクソソームクリームによる男性性機能改善治療は、クリームをご自身で陰嚢・陰茎・亀頭に塗るだけ(クリーム1本約 2万円)ですので、従来の病院での、痛みの不安を伴う注射・点滴( 30万円/1クール)に比べ、大幅に手軽になり治療費の削減も期待できます。
(4)アンチエイジングによるED治療:低用量タダラフィルとは
〔タダラフィル(シアリス)の新しい効果〕
シアリスはタダラフィル(Tadalafil)を有効成分とする、長時間型のED治療薬です。タダラフィルには、血管内皮細胞機能を改善し、血管を若返らせるアンチエイジング効果の可能性が高いことが分かってきています。こうして血管内皮細胞の若返りにより、体の老化防止(アンチエイジング)、男性性機能改善につながります。
〔男性性機能改善効果〕
タダラフィルの血管拡張作用・血流促進作用により筋肉血流量も増加するため、筋力トレーニングによる筋力向上にも効果的で筋量増加に伴い男性ホルモン(テストステロン)量も上昇します。テストステロンの効果として性欲・精力増強、男性性機能改善、やる気充満・精神安定、骨格・筋肉増強、生活習慣病予防などのアンチエイジング効果が期待できます。
〔低用量タダラフィル服用〕
確実な勃起のためには20mgの高用量のタダラフィル(シ アリス)が必要ですが、長期的な勃起力アップが目的の場合には、服用の都度の確実な勃起効果は不要なため、低用量タダラフィルの服用がお勧めです。
・毎日:当院では3.5mgの低用量タダラフィルを処方しています。3.5mgの低用量タダラフィルを毎日服用。
・性行為日:バイアグラ、レビトラ、シアリス(タダラフィル)を24時間以上空けて服用
7.ED治療薬の勃起効果増大が期待できる対策
EDの悩みがある方の中には、「ED治療薬だけで勃起できる」と考えていらっしゃる方が多くいらっしゃいます。しかし、 ED治療薬は一時的な勃起効果は期待できますが、加齢に伴う不可避の男性性機能低下(勃起力低下等)の防止効果は薄くなります。しかし、ED治療薬と併用する事で、性行為時の勃起だけでなく、加齢に伴う勃起力低下の防止が期待できる方法がありますので、是非ご参考にしてください。
(1)ED治療薬服用時の勃起対策
〔緊張を和らげる作用のあるポゼットの併用〕 性行為時に勃起できるか不安・緊張があると勃起は抑制される傾向が強くなりますので、不安・緊張の緩和・解消が必要です。不安・緊張の緩和・解消の作用が期待できるのが「ポゼット」です。
〔不安・緊張を和らげるポゼット〕
ポゼットはダポキセチンを主成分とした早漏治療薬「プリリジー」のジェネリック医薬品です。ダポキセチンを服用すると精神に安定をもたらす神経伝達物質であるセロトニンの量が増加し、相対的に興奮、緊張・不安の源となるアドレナリンの量が少なくなり緊張・不安が和らぐ効果がありますます。勃起を維持できるかの不安が大きいと勃起が抑制されてしまいます。そこで、ポゼットを服用し、セロトニン増加による緊張・不安軽減効果により、勃起抑制を軽減することが期待できます。そして、不安が軽減された状態でのED治療薬の同時服用による更なる勃起力増大効果が期待できます。当院では、性行為時に勃起できるかの不安軽減のために、医師の診断の下でのED治療薬とポゼットの同時服用を推奨しています。なお、ポゼットにも、頭痛やめまい、吐き気などの副作用がありますが、基本的に深刻な症状を招くことはなく、服用回数の増加に伴い症状が収まることが多いです。
(2)毎日の勃起対策
日頃からの取り組みでED治療薬の勃起効果アップが期待できる「毎日の勃起力改善対策」もありますので以下に説明します。
〔デイリー対策①:低用量タダラフィル(シアリス)の服用〕詳しくは→(※15)
血管拡張作用・血流促進作用のあるタダラフィルを3.5mg程度の低用量を毎日服用することにより、陰茎血管若返り・陰茎内血流改善により陰茎組織・勃起機能の根本的改善が期待できます。
〔デイリー対策②:ビガー(Vigor)2020の使用〕詳しくは→(※13)
陰圧式勃起補助具ビガー(Vigor)2020を毎日使用し、陰茎に強制的に血液の流入を繰り返す勃起トレーニングにより陰茎のアンチエイジング、勃起力の根本改善が期待できます。
〔デイリー対策③:エクソソームクリーム「エクステム」の塗布〕詳しくは→(※14)
細胞の活性化による若返り効果のあるエクソソームクリームを毎日陰茎に塗布することにより陰茎のアンチエイジング、勃起力の根本改善が期待できます。
〔デイリー対策④:DHEAの服用〕詳しくは→(※17)
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は副腎や性腺で合成されるステロイドホルモンの一種で、男性ホルモンの原料になるホルモンです。DHEAのもつ抗酸化作用は、体の酸化、つまり体の老化を防ぐ働きがあるとされ、アンチエイジング作用が注目され若返りホルモンとも呼ばれます。DHEAは男性ホルモンとしての性質もあり、性欲や精力と関わりがあり、一生を通じてのDHEAの分泌量は、20代前半のピークから減少し40代ではピーク時の半分程度まで減少します。そのため、DHEAサプリメントを毎日1錠服用することで、加齢と共に減少するDHEAを低予算で手軽に補い、老化防止・若返り・勃起など男性性機能改善を目指すことをお勧めします。当院のDHEA価格は、90日分4,990円(初診)ですので、1日当り約55円です。
〔デイリー対策⑤:医療用亜鉛の服用〕詳しくは→(※17)
〈亜鉛不足の現状〉推奨される亜鉛摂取量は成人男性で11mg/日程度ですが(※7)、
成人男性の実際の摂取量は9mg未満で推奨量よりも不足気味です。(※8)
〈亜鉛不足による男性ホルモン減少〉男性ホルモンの95%はテストステロンで、その
95%は睾丸で生成・分泌されます。亜鉛は睾丸でライディッヒ細胞からのテストステロンの生成と分泌に不可欠なため亜鉛不足はテストステロン低下要因になります。
〈男性ホルモン減少によるED発症リスク〉性欲、性衝動は男性ホルモンであるテストステロンの作用です。従ってテストステロンの減少は男性機能を低下させ、性欲減退、勃起力衰退、ED発症リスクが高まる要因(※9)となり得ます。
〈ED治療薬と亜鉛の同時服用の相乗効果〉亜鉛については男性機能を増進するテスト ステロンを増やす顕著な効果が研究報告(※10)されていますので、勃起の即効性あるED治療薬との相乗効果が期待できます。従って当院では、ED治療薬と「濃度・吸収率の高い院内処方の医療用亜鉛」(100日分 2,900円、1日当り29円)の同時服用を推奨しています。
(※8)untitled (mhlw.go.jp)のP.72~参照
8.当院の多角的ED治療
従来は、ED改善と言えば「バイアグラなどのED治療薬の処方」一辺倒でした。しかし、近年は様々な医療技術の進歩により「薬に頼らない」「注射に頼らず塗るだけ」「アンチエイジング」などの新しい治療方法が開始され安全性も確認されています。こうした変化の中で、当院は、ED改善のために有効とされる下記の「多角的診療」を行っております。当院専門医に是非ご相談ください。
(1)多角的な診療メリット
〔根治療法と対症療法〕
対症療法とは病気の表面的な症状を抑制・消失させることを目的とした治療法で、ある意味一過性の治療法です。根治療法とは病気そのものを完全に治すことを目的とした治療法で、一番望ましい治療法です。
〔ED治療の根治療法と対症療法〕
ED治療では性行為時の確実な勃起が注目されるため、性行為時の一時的勃起という「対症療法」が重視されがちです。しかし、加齢による老化に伴い男性性機能も低下するため、対症療法による勃起効果も低下する可能性があります。そのため、加齢などによる勃起力低下を中長期的に抑制・改善するための「根治療法」の併用が必要になります。当院の根治療法、対症療法は以下のとおりです。
(2)多角的ED治療メニュー 多角的診療の詳しい内容は→(※11)
当院では、ED薬治療だけではなく、最新の多角的ED治療によって、ED改善・陰茎増大・男性性機能アップ・アンチエイジング等の治療を行っております。複数の治療を併行した方が、確実で長期的な勃起効果増大が期待できます。
療法 | 根治療法(ビガーには対処療法の勃起即効効果もあり) | 対症療法 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
効果 | 長期的(ビガーは性行為時の一時的勃起の即効性あり) | 一時的 | |||||
併用する治療種類が多いほど ED改善・勃起時のペニス増大・硬さの向上 が期待できます |
|||||||
服薬 | 不用 | 必要 | |||||
新旧 | 新しい治療 | 従来治療 | |||||
治療 | 衝撃波治療 | 陰圧式勃起 補助具治療 |
エクソ ソーム 療法 |
アンチエイ ジング治療 |
メディカルダイエット療法 | サプリ メント 療法 |
ED薬 治療 |
機器薬剤等 | レノーヴァ | ビガー2020 | エクステム (エクソソームクリーム) |
低用量 タダラ フィル |
リベルサス メトホルミンルセフィ |
DHEA 亜鉛 |
バイアグラ レビトラ シアリス等 |
治療分野 | ED | ED 陰茎増大 | ED・AGA 性力増大 男性美容 |
ED 性力増大 | ダイエット ED | ED 性力増大 |
ED |
特徴 | 衝撃波による陰茎血管新生で、勃起力改善 | 毎日の勃起トレーニングで陰茎増大・勃起力改善 | 細胞修復作用のあるヒト幹細胞由来のエクソソームを患部に塗布し 衰えた勃起力を改善 | 陰茎内血管を含む全身血管修復作用による男性性機能改善・アンチエイジング | 飲むだけダイエットで「肥満によるED」を改善 | 男性ホルモン前駆体・亜鉛による男性性機能改善 | 性交時の勃起促進 |
参照 | →(※12) | →(※13) | →(※14) | →(※15) | →(※16) | →(※17) | →(※18) |
(※11)→前立腺肥大症とEDの関係、多角的ED治療を徹底解説
(※12)→ED衝撃波治療「レノーヴァ(RENOVA)
→レノーヴァ(RENOVA)の徹底解説~有効性・料金・評判~
(※13)→「ビガー2020」(vigor2020)陰圧式勃起補助具
→ビガー(Vigor)2020を用いたトレーニングを徹底解説
(※14)→塗るタイプのED・アンチエイジング効果のエクソソーム療法(エクステム)とは
→エクソソーム「エクステム」を塗るだけのED・更年期治療を徹底解説
(※15)→低用量タダラフィル処方
→シアリス(タダラフィル)の毎日服用によるアンチエイジング効果を徹底解説
(※16)→メディカルダイエットの最新コラム一覧、リベルサス錠処方
(※17)→DHEAとED治療薬の同時摂取の重要性を徹底解説、亜鉛はEDに効く?亜鉛とED薬の同時摂取について解説
(※18)→ED治療について
《最後に》
当院は、10年以上の診療実績、100万件以上の診療件数があり、全国10院からなるユナイテッドクリニック・グループ(※19)を形成しております。ユナイテッドクリニック・グループでは豊富な治療経験に基づく安全性・有効性・経済性に配慮したED治療(※20)を目指しております。多角的なED治療(※11)によって、EDにお悩みの患者様に寄り添うことを目指しております。EDでお悩みの場合は、お一人で悩まず、当院の専門医師に、お気軽にご相談ください。また、「来院不要、診察料無料・即日受診・最短即日発送可能な、スマホでのオンライン診療」(※21)では、各種の優待制度で皆様のお問い合わせ・ご予約を心よりお待ちしております。
(※19)→法人概要
(※20)→安全性・有効性・経済性に配慮したバイアグラの入手方法を解説
(※21)→オンライン診療(電話診療)、ED治療のオンライン診療とは?バイアグラやレビトラなど処方可能な治療薬も紹介
Ⅳ.出典・解説
(※1)→バイアグラ錠25mg50mgODフィルム25mg50mg_インタビューフォーム
(※2)→400042_249900XF1064_1_06、340278_249900AM1023_1_06
(※3)→陰圧式勃起補助具「vigor(ビガー)」:【ビガー2020】と同等の陰圧式勃起補助具(VED)又は真空収縮装置(VCD)を用いた臨床研究・論文発表一覧 (aandhb.com)
(※4)→Vigor2020
(※5)→EDguideine03_s.pdf (jssm.info)
(※6)→陰茎低強度衝撃波治療はPDE5iノンレスポンダーをレスポンダーにシフトできる:二重盲検偽対照研究 - PubMed (nih.gov) 、RG-International-Journal-of-Urology-Yee.pdf (oakwoodhealth.com) 、勃起不全に対する低強度体外衝撃波療法:インド人集団における研究 - PubMed (nih.gov)
(※8)untitled (mhlw.go.jp)のP.72~参照
(※9)→日本性機能学会/日本泌尿器科学会|ED診療ガイドライン[第3版]
(※11)→前立腺肥大症とEDの関係、多角的ED治療を徹底解説
(※12)→ED衝撃波治療「レノーヴァ(RENOVA)
→レノーヴァ(RENOVA)の徹底解説~有効性・料金・評判~
(※13)→「ビガー2020」(vigor2020)陰圧式勃起補助具
→ビガー(Vigor)2020を用いたトレーニングを徹底解説
(※14)→塗るタイプのED・アンチエイジング効果のエクソソーム療法(エクステム)とは
→エクソソーム「エクステム」を塗るだけのED・更年期治療を徹底解説
(※15)→低用量タダラフィル処方
→シアリス(タダラフィル)の毎日服用によるアンチエイジング効果を徹底解説
(※16)→メディカルダイエットの最新コラム一覧、リベルサス錠処方
(※17)→DHEAとED治療薬の同時摂取の重要性を徹底解説、亜鉛はEDに効く?亜鉛とED薬の同時摂取について解説
(※18)→ED治療について
(※19)→法人概要
(※20)→安全性・有効性・経済性に配慮したバイアグラの入手方法を解説
(※21)→オンライン診療(電話診療)、ED治療のオンライン診療とは?バイアグラやレビトラなど処方可能な治療薬も紹介
監修者
院長 髙嶋 政浩
平成元年 | 杏林大学医学部医学科卒業 |
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平成元年 | 杏林大学医学部附属病院 |
平成8年 | 西部総合病院皮膚科・形成外科部長 就任 |
平成12年 | 大手美容外科クリニック |
令和3年 | ユニティクリニック |